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エヴェン族 ( リダイレクト:エヴェン ) : ウィキペディア日本語版
エヴェン

エヴェンロシア語英語 Evens、中国語 )は、ツングース系民族の一つで、主にロシア国内の東シベリア北部地域(マガダン州カムチャッカ州北部・中部及びオホーツク海周辺)に居住する。また、ロシア国内のサハ共和国にはエヴェンの約半数が居住するが、その多くはサハ語を日常語としている。
== 概要 ==
エヴェン人は17世紀以来、ロシアではヤクート(サハ)による呼称であるラムート人として知られてきた。民族としての自称は地域によって異なり、エヴェン、オロルなどが存在したが、ソ連によって正式に「エヴェン」が民族名とされた。隣接するエヴェンキ人とは非常に共通点が多く、過去にはエヴェンキ人やエヴェン人がまとめて「ツングース人(もしくは北方ツングース)」と呼ばれることもあった。
エヴェン人の居住地は主にオホーツク海・北極海の沿岸部、カムチャッカ半島・北部ヤクーチアの山岳地帯などに分けられる。沿岸部の住民は海獣狩猟・漁労などを営む定住民であるのに対し、山岳部の住民は移動を伴うトナカイ放牧を営んでいる。
近年は、一部がロシア人との混血が進んでいる。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「エヴェン」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Evens 」があります。




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