|
===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ ー : [ちょうおん] (n) long vowel mark (usually only used in katakana)
「エヴリー・リトル・シング」 ("Every Little Thing")はイギリスのロックバンド、ビートルズの楽曲である。 == 解説 == 本作は1964年12月4日に発売された4枚目のイギリス盤公式オリジナル・アルバム『ビートルズ・フォー・セール(ビートルズ '65)』のB面4曲目に収録された。レノン=マッカートニーの作。実質的にはポール・マッカートニーの作品とされる〔Barry Miles, ''Many Years From Now'' (New York: Henry Holt and Company, 1997, ISBN 0-8050-5249-6), p. 174〕。リード・ヴォーカルはジョン・レノン。この曲がレノン=マッカートニーの楽曲として少々異質な点は、リード・ヴォーカルを担当しているジョン・レノンが主な作曲者ではないところにあり、マッカートニーはコーラス部を歌っている。ただしサビの部分では、マッカートニーの声が前面に出ている〔Ian MacDonald, ''Revolution in the Head, The Beatles' Records in the Sixties'', (New York: Henry Holt and Company, Inc., ISBN 0-8050-4245-8)〕。マッカートニーはこの曲を当時住んでいた女優ジェーン・アッシャーの家にある音楽室で書いたとされる〔Barry Miles, p. 108〕。彼はこの曲がシングルとして発表されることを望んでいたが、「いろいろ条件が揃わず」代わりに『ビートルズ・フォー・セール(ビートルズ '65)』に収録されることとなった。なおレノンもプレイボーイ誌のインタヴューにおいて「マッカートニーが書いた」と語っている〔David Sheff, ''All We Are Saying'' (New York: St. Martin's Press, 2000, ISBN 0-312-25464-4), p. 205〕。 発表されたヴァージョンはアビー・ロード・スタジオにおいて、1964年9月29日にテイク1〜4、9月30日にテイク5〜9を収録して完成した。テイク6ではマッカートニーのヴォーカルにげっぷが入ってだめになった。テイク7は最後まで演奏したが大きな笑い声で終わっていた。 この曲ではリフレイン時に2拍強調のために当時ロックン・ロールではあまり使われていなかったティンパニが用いられた。ティンパニの演奏はリンゴ・スターによるものである。このティンパニは、ギターのイントロ、短いピアノの演奏とともに、テイク9で初めて採用されている〔Mark Lewisohn, ''The Complete Beatles Recording Sessions'' (London: The Hamlyn Publishing Group Limited, 1988, ISBN 0-681-03189-1), p. 49〕。 ジョージのギターを入れる際に、ジョージが寝坊で遅刻して不在であったので、代わりにジョンがジョージのパートを演奏している。従って「4人が揃わず録音されたビートルズ史上最初の曲」とよく言われている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「エヴリー・リトル・シング」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|