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===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ ー : [ちょうおん] (n) long vowel mark (usually only used in katakana)
エーコー(古典ギリシア語:、)は、ギリシア神話に登場する森のニンフである。一般的にはエコーと表記される。ギリシア語で元々木霊の意味で、その擬人化である。パーン神と美青年ナルキッソスとの恋で有名であるが、古典時代にはこのような話はなく、ヘレニズム時代以降の後世の物語である。エコーは文字通り木霊・反響などを意味する。 == 概説 == === パーンとエーコー === アルカディア地方の神とされるパーンの逸話のなかで、パーンが恋をした多数のニンフの一人のなかにエーコーがいる。エーコーは歌や踊りが上手なニンフだったが、男性の恋を好まなかったのでパーンの求愛を断った。パーンは、かねて音楽の演奏で彼女の歌に嫉妬していたこともあり、配下の羊飼い、山羊飼いたちを狂わせ、彼らはエーコーに襲いかかり、彼女を八つ裂きにした(彼女のうたう「歌」の節をばらばらにした。「節(メレー)」は歌の節と、身体の節々の両義をギリシア語では持つ)。するとガイア(大地)がエーコーの体を隠したが、ばらばらになった「歌の節」は残り、パーンが笛を吹くと、どこからか歌の節が木霊となって聞こえてきて、パーンを怒らせたともされる。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「エーコー」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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