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===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ ー : [ちょうおん] (n) long vowel mark (usually only used in katakana)
オイオーノス()は、ギリシア神話の人物である。長母音を省略してオイオノスとも表記される。リキュムニオスの子で〔ピンダロス『オリュンピア祝勝歌』第10歌65~66ほか。〕、アルゲイオス、メラースと兄弟〔アポロドーロス、2巻7・8。〕。 オイオーノスはヘーラクレースと親しかったとされる〔シケリアのディオドロス、4巻33・5。〕。オイオーノスは少年のときヘーラクレースとともにラケダイモーンに行って見物した。しかしヒッポコオーン王の館のところに来たとき、中から番犬が走って来てオイオーノスを襲ったので、オイオーノスは石を投げて番犬を殺した。するとヒッポコオーンの子供たちがやって来て、オイオーノスは棍棒で殴り殺された。このためヘーラクレースは怒ってラケダイモーンを攻撃し、ヒッポコオーンの一族を滅ぼした〔パウサニアス、3巻15・4~15・5。シケリアのディオドロス、4巻33・5。〕。ちなみにアポロドーロスではオイオーノスの名は述べられていない〔アポロドーロス、2巻7・3。〕。この戦いでヘーラクレースの兄弟のイーピクレースが戦死し〔アポロドーロス、2巻7・3。シケリアのディオドロス、4巻33・6。〕、ヘーラクレースはオイオーノスとイーピクレースの死を悲しんでカリュドーンに移住したともいわれる〔シケリアのディオドロス、4巻34・1。〕。 == 脚注 == 〔 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「オイオーノス」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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