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__NOTOC__ オイミャコン(ロシア語:;サハ語, ウイムクーン, Öymököön)はロシア・サハ共和国の北東のオイミャコン地区のインディギルカ川の約2km西、北極圏のわずかに南に位置する村。「世界で最も寒い定住地」とされ、一年の半分以上が冬である〔ロシアの「世界で最も寒い定住地」、1年の半分以上が冬 ロイター 2013年2月19日〕。人口462人(2010年)。標高740m。周囲にはインディギルカ川の準平原が広がり、川自体の流路も網の目状に迷走している。川から数km離れると浸食が進み老年期に達したなだらかな山地(丘陵地帯)が広がる。 1926年1月26日、-71.2℃(-96℉)の気温が記録された(ただし、この測定法には議論がある)ことでオイミャコンは北半球の寒極、「北の極寒の地」、定住地の中で最も寒い地の一つとして知られることとなった。同時にこれは北半球の記録でもっとも寒い気温である(南半球は南極大陸で記録されている)。これはシベリア大地に依って大気が大幅に冷却される事が大きく作用している。逆に夏の日中は気温が摂氏30度を越えることもあり、夏と冬、昼夜の気温差が非常に大きい地でもある。7月でも、まれに0℃を下回ることがある。2010年7月28日には最高気温が34.6℃に達し、それまでの記録を塗り替えた。年平均気温は-15.5℃(-4.9℉)。 オイミャコンの名前は、エヴェン語で「不凍の水」という意味である〔ロシアで最も寒い場所!?Оймякон(オイミャコン) 〕。これはこの地が永久凍土であるにもかかわらず、天然の温泉が近くに湧いているからである〔。 凍結してしまうためオイミャコンには水道がなく、かつては住民が牛や馬にタンクを引かせて近くの川まで水を汲みに行っていたが、現在では給水車が各家庭に給水を行っている。 付近では魚が獲れるが、気温が低い時、釣った魚は外気に触れた途端に凍りつく。冬は軒並み-50.0℃以下になるため、細菌やウイルスによる感染症にかかることはほとんどない。 == 気候 == 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「オイミャコン」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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