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オイラー=ハイゼンベルク・ラグランジアン : ミニ英和和英辞書
オイラー=ハイゼンベルク・ラグランジアン[らん]
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)
ラグラン : [らぐらん]
 (n) raglan, (n) raglan
ラン : [らん]
 【名詞】 1. (1) run 2. (2) LAN (local area network) 3. (P), (n) (1) run/(2) LAN (local area network)

オイラー=ハイゼンベルク・ラグランジアン : ウィキペディア日本語版
オイラー=ハイゼンベルク・ラグランジアン[らん]
理論物理学において、オイラー=ハイゼンベルク・ラグランジアン()とは、1936年にヴェルナー・ハイゼンベルクハンス・ハインリッヒ・オイラーによって導入された〔
〕〔
ラグランジアンであり、場の量子論的なアプローチから電磁場光子)に関する物理現象を記述するための理論形式の一つである。
標準理論の枠組において、電磁場荷電粒子の間に働く電磁相互作用量子電磁力学(QED)を用いて記述されるが、オイラー=ハイゼンベルク・ラグランジアンは電子質量と比べて十分小さい低エネルギー領域のQED現象を近似的に再現する有効場の理論である。
==解説==

===ラグランジアン===
ハイゼンベルクとオイラーによって1936年に発表された論文においては以下のラグランジアンが導入された。
:\mathcal =-\mathcal -\frac\int_^\frac\exp\left(-m^_e s\right)\left- 1\right
ここで、me電子質量、eは素電荷である。さらに、\mathcal\mathcalは、電場\mathbf磁場\mathbfを用いて、
:\mathcal \equiv \frac\left(\mathbf^2 - \mathbf^2\right)
:\mathcal \equiv \mathbf\cdot\mathbf
と定義される。
電磁場が十分弱いときの極限において、上式は以下のように書き直せる。
:\mathcal = \frac\left(\mathbf^-\mathbf^\right)+\frac\left- \mathbf^2\right)^ + 7 \left(\mathbf\cdot\mathbf\right)^\right
第1項は電磁場(光子)の運動項であり、電磁場について2次の式となる。第2項は電磁場同士の相互作用を表し、電磁場について4次の式である。上式にさらに補正を加えて、6次以上の項を書くこともできる。式中のα=e2/(4π)は微細構造定数であり、α2は光子の4点相互作用が存在することを意味する。
低エネルギー極限のラグランジアンはオイラーとKockelによって最初に導入されたが、これがオイラー=ハイゼンベルク・ラグランジアンと呼ばれることもある。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「オイラー=ハイゼンベルク・ラグランジアン」の詳細全文を読む




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