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オウサナー[ちょうおん]
オウサナー(、1219年 - 1256年、在位:1249年 - 1256年〔17世紀の王統史『出生票集王統史』に準拠。(大野『謎の仏教王国パガン』、56頁)〕〔大野徹は碑文の記録より、在位年を1249年 - 1256年としている。(大野『謎の仏教王国パガン』、179頁)〕)は、パガン王朝の第10代の国王。日本語ではウザナとも表記される。史料にはシュリー・トリバワナ・アディトヤ・ダンマ・ラージャ・ダーナパティ(神聖、三界、太陽、法王、勝利者)の別名でも書かれる〔大野『謎の仏教王国パガン』、179頁〕。 == 略歴 == オウサナーの出自については、先代の王チャゾワーの子〔G.E.ハーヴェイ『ビルマ史』、92頁〕、あるいはチャゾワーの甥〔と考えられている。 ビルマ語の王統史では、冗談と酒を好み、象狩りを趣味とする快活な人物として書かれる〔。1255年(あるいは1256年)に南方のダラ(現在のヤンゴン近郊の都市)で没したため、ダラ・ピャン・ミャン(ダラで没した王)とも呼ばれる。彼の死因について、王統史には狩りで捕らえた象に踏み殺されたと書かれるが〔、暗殺〔、あるいはダラで起きた反乱の鎮圧中に戦死した〔伊東「イラワジ川の世界」『東南アジア史 1 大陸部』、132頁〕と考える研究者も存在する。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「オウサナー」の詳細全文を読む
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