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大裏白の木
【名詞】 1. malus tschonoskii 2. white angel ===========================
オオウラジロノキ(大裏白の木、学名:''Malus tschonoskii'')はバラ科リンゴ属の落葉高木 〔『日本の野生植物 木本Ⅰ』pp.226-227〕。別名、ズミノキ〔、オオズミ〔『樹に咲く花(離弁花1) 山溪ハンディ図鑑3』pp.632-633〕。 == 特徴 == 樹高は10〔-15m〔に、直径は30-40cmに達する〔。 新枝は黄緑色で綿毛が密生し、成長すると無毛となり赤褐色になり、まるい皮目ができる。葉柄は長さ2-4cmになり、白色または淡黄色の綿毛が密生しビロード状で、托葉は長さ1cmになる線形で、外側は無毛だが内側には白い軟毛が生える。 葉は互生し、葉身は長さ8-14cm、幅4-9cmになる楕円形、卵形または広卵形で、先端はとがり、基部は円形またはやや心形、縁は不ぞろいな鋸歯か重鋸歯になる。若い葉は両面とも白色または淡黄色の綿毛が密生し、特に裏面はビロード状になるが、成長すれば表面はほぼ無毛となり光沢が出、裏面は白い綿毛がやや密生して残る。葉の側脈は平行し、主脈から鋸歯の先端までに達する〔〔。 花期は5月。枝先に散形花序をだし、白色、まれに淡紅色を帯びた花を4-6個つける。花の径は2.5-3cm、小花柄は長さ2-2.5cmあり、白い綿毛が生える。萼にも白い綿毛が密生し、萼筒は鐘形になり長さ5-7mm、萼裂片は5個で卵状3角形になり、萼筒と同じ長さで幅は3-4mmになる。花弁は5個、楕円形から円形で、長さ12-17mm、先はまるく、基部は細くなる。雄蕊は多数あり、長さ10mm、花糸は無毛。花柱は5個あり、離生し基部で合着し、基部は白い軟毛が生える〔〔。 果期は10月頃。果実はナシ状果で直径2-3cmの球形になり、先端に萼片が残る。黄緑色から淡紅色に熟し、表面に褐色の皮目が目立つ。果肉は白色でやや緑色を帯びる。石細胞があり、リンゴのような酸味があり、食用になる。種子は長さ7mmになる〔。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「オオウラジロノキ」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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