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オオハンゴンソウ属(オオハンゴンソウそく、学名:''Rudbeckia'')は、キク科の属である。北米に15種ほどの自生種があり、ほとんどが多年草である。カール・フォン・リンネにより、植物学者でウプサラ大学での植物学の師であるオロフ・ルドベック(Olof Rudbeck the Younger、1660年-1740年)と同名の父(1630年-1702年)を讃えて命名された。 学名よりルドベキア属、ルドベキアとも呼ばれる。 戦前観賞用に導入されたオオハンゴンソウ(大反魂草)は、日本に自生するハンゴンソウ ''Senecio cannabifolius'' に葉の様子が似ていて、背丈が大きいことから命名された。 根生葉(ロゼット)には柄があり、へら形で長い。草丈は1〜1.5mくらいになり、花は大きいものでは直径20cm以上になる。一重咲きの他に、見事な八重咲きもある。多年草で非常に繁殖力旺盛な草花であるため、中部山岳地帯や北関東以北を中心に帰化し、今や邪魔者になっているところもある。特にオオハンゴンソウは特定外来生物に指定されている。 90年代から多く栽培されるようになった矮性種は、和名を「アラゲハンゴンソウ」というヒルタ種 ''R. hirta'' の改良種で、品種名を"グロリオサ・デージー" (Gloriosa daisy) という。草丈は40〜50cm。本来は多年草だが、耐寒性一年草として扱われている。全体に梳毛があり、開花期が長い。花径は5cmくらいだが、多花性である。 == 関連項目 == * 帰化植物 * ハンゴンソウ:若芽を食用にすることができる。ルドベキアとは異なり、キオン属に属する。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「オオハンゴンソウ属」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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