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オオヒンジガヤツリ
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オオヒンジガヤツリ
オオヒンジガヤツリ ''Lipocarpha chinensis'' はカヤツリグサ科の植物。ヒンジガヤツリに似て、遙かに大きい。 == 特徴 == 一年生草本で、全株無毛で白緑色〔以下、主として星野他(2011),p.690〕。根茎はなく〔初島(1975),p.752〕、葉は根出状に出て、扁平だが縁が内捲きし、全体に硬く、幅2-4mm。基部の鞘は赤褐色を帯びる。 花期は周年で、花茎は分枝せず、節も苞葉も途中にはなく、根出葉より遙かに長くて高さ20-50cmになる。茎は表面滑らかで鈍い稜があって断面は半円形に近い。茎の先端には2-3枚の葉状の苞があり、長さ1-8cm、開出する。苞のすぐ上には柄のない穂が4-7個集まって生じる。穂は密に鱗片が寄り集まったもので卵形から円柱形、先端は丸く、全体に帯白色。鱗片は披針形で膜質、淡緑色で先端は短い芒となり、その先はやや外向きに曲がる。痩果は長楕円形で長さ1mm、黄褐色で透明な膜二枚に挟まれる。柱頭は三裂。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「オオヒンジガヤツリ」の詳細全文を読む
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