|
===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。
オオミズアオ(大水青・学名 ''Actias aliena'', 旧学名 ''Actias artemis''〔)は、チョウ目・ヤママユガ科に分類されるガの一種。北海道から九州にかけて、国外では朝鮮半島,中国,ロシア南東部〔 国外分布域">『日本産蛾類標準図鑑Ⅰ』325頁 オオミズアオ 国外分布域〕に分布し、平地から高原まで生息域は広い。種名にギリシア神話のアルテミスが使われている。本種の日本産の学名は ''Actias artemis'' から ''Actias aliena'' に訂正されている〔''artemis'' のタイプ標本(♀)は日本産のオオミズアオと同種ではなく、近縁の別種であることが Dubatolov ら(2007)によって判明し、日本産のオオミズアオは ''aliena''(Butler, 1879) を使用する事になった(一部表現を補足・縮約)。 ">『日本産蛾類標準図鑑Ⅰ』325頁 オオミズアオ 〕〔学名訂正に関して2008年時点での評価を述べたブログ記事 〕〔学名訂正のアウトラインを記した2009年のブログ記事 〕。古い一名としてユウガオビョウタンと呼ばれていた〔『昆蟲圖譜』 第三十三圖版 (鱗翅目)蛾之部 に「オホミヅアヲ(ユウガホベウタン)」とある。〕〔北杜夫「天の蛾」中で「…あまりにあおざめた美しさなので気味わるがる人もいる。一名をユウガオビョウタンともいい、…日本的な幽霊の相がある。…その色彩はたしかに日の光によって生まれたものではない。月や星の光、いや、それはやはり幽界の水のいろなのであろうか。」とオオミズアオの色彩を評する。〕 。 ==特徴== 大型の青白色をしたガで、成虫の前翅長は80-120 mmほど。前翅は三角形にとがり、後翅は後方に伸びて尾状になる。前翅の前縁は褐色になり、前翅と後翅にはそれぞれ中央に丸い斑紋が1個ずつある。触角は櫛歯状だが、雄でははっきりとよく発達する。 出現期は4-8月頃。初夏と夏の2回発生し、蛹で越冬する。 幼虫は緑色の芋虫で、節ごとに毛の束が少しだけ出る。モミジ、ウメ,サクラ,リンゴなどバラ科、ブナ科、カバノキ科ほか多くの樹木〔 ">『日本産蛾類標準図鑑Ⅰ』325頁 オオミズアオ 〕の葉を食べる。サクラの葉を食べるため、都心のビル街の街路樹などでも見かけることがある。 成虫は口が退化していることもあり、物を食べたり飲んだりすることはない。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「オオミズアオ」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|