|
===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。
酸素(さんそ、)は原子番号 8、原子量 16.00 の非金属元素である。元素記号は O。周期表では第16族元素(カルコゲン)および第2周期元素に属し、電気陰性度が大きいため反応性に富み、他の殆どの元素と化合物(特に酸化物)を作る。標準状態では2個の酸素原子が二重結合した無味無臭無色透明の二原子分子である酸素分子 O として存在する。宇宙では水素、ヘリウムに次いで3番目に多くの質量を占め〔Emsley (2001).〕、ケイ素量を10としたときの比率は 2.38 × 10 である〔玉尾、桜井、福山 (2010)、付録周期表。〕。地球地殻の元素では質量が最も多く47%が酸素である〔。気体の酸素分子は大気の体積の20.95%〔Cook & Lauer (1968).〕、質量で23%を占める〔。 ==名称== スウェーデンの薬剤師、カール・ヴィルヘルム・シェーレが1771年に初めて見つけた〔。しかし、これはすぐに公にされず、その後1774年にジョゼフ・プリーストリーがそれとは独立して見付けた後に広く知られるようになった〔桜井 (1997)、64–65頁。〕。そのため、化学史上の発見者はプリーストリーとされている〔桜井 (1997)、65頁。〕。 酸素は発見当初、「酸を生む物」と誤解され、ギリシャ語の ''oxys''(酸)と ''genen''(生む)を合わせた名称で呼ばれていた。これは、アントワーヌ・ラヴォアジエが、酸素が「酸を生む物」であると誤解して、oxygène(仏語)と名付けた〔ことに由来する。英語でも「oxygen(オキシジン)」といい、独語でも「Sauerstoff(ザウアーシュトッフ)」といい、日本語でもこれらを宇田川榕菴が直訳して「酸素」と呼んだ。 一方、中国語圏では「酸」という字を用いず、「氧」(中国語読み:ヤン。日本語読み:よう)という字を充て、氧や氧氣(ようき)という。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「酸素」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Oxygen 」があります。 スポンサード リンク
|