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オキソ法 : ミニ英和和英辞書
オキソ法[ほう]
oxo process
===========================
: [ほう]
  1. (n,n-suf) Act (law: the X Act) 
オキソ法 ( リダイレクト:ヒドロホルミル化 ) : ウィキペディア日本語版
ヒドロホルミル化[ひどろほるみるか]
ヒドロホルミル化(—か、hydroformylation)はアルケンに対して一酸化炭素水素を付加させてアルデヒドを合成する化学反応である。
:\rm RCH=CHR' + H_2 + CO \longrightarrow RCH_2-CHR'-CHO
アルケンの二重結合を構成する2つの炭素に対してそれぞれ水素原子(ヒドロ)とホルミル基が付加することから、ヒドロホルミル化の名前がある。
工業的にアルデヒドを製造する上で重要な方法の一つであり、オキソ法(—ほう、oxo process)とも呼ばれる。
== 歴史 ==
この反応は1938年にRuhrchemie社のオットー・レーレン (Otto Roelen) によってフィッシャー・トロプシュ合成の研究中に発見された。レーレンはアルケンを高圧の水素と一酸化炭素の混合気体とコバルトオクタカルボニル Co2(CO)8触媒として高温で反応させるとアルデヒドが得られることを発見した。
その後、1960年代になってロジウムカルボニル錯体が高い触媒能を持つことが発見され、より穏和な条件で反応を行なうことができるようになり応用範囲が広がった。
またロジウム触媒では水素化などの副反応が起きやすいことや、位置選択性がコバルト触媒よりも劣るなどの問題点があったが、この点の改善にホスフィン配位子の添加が有効なことがジェフリー・ウィルキンソンらによって報告された。
また1980年ごろからキラルなホスフィン配位子を持つ錯体によるエナンチオ選択的なヒドロホルミル化も報告されるようになった。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ヒドロホルミル化」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Hydroformylation 」があります。




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