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Ogrish.com (オグリッシュ・ドット・コム)は、主にショッキングな報道記事を専門に配信していたウェブサイト(ニュースサイト)である。 ==概要== Ogrish.com (オグリッシュ・ドット・コム)の Ogrish は、英語圏では「オーグリッシュ」とも発音し、伝説の食人鬼を指す英語の名詞「Ogre (オーガ)」を形容詞に変えた造語である。〔The Financial Times "Shock and gore" - イギリスの新聞「フィナンシャル・タイムズ」による2006年1月13日付の記事「衝撃と流血」より。電子版 FT.com にて、James Harkin (ジェームス・ハーキン)記者によって掲載された。英語のみ。〕 現実に発生した戦争・テロ・犯罪・事故・災害などの出来事をありのままに配信するニュースサイトの一種だが、そのほとんどは一般的に残虐で猟奇的であると受け止められる記事に特化されている。 2000年に開設され、当初はインターネットに接続できれば世界中の誰もがアクセスして閲覧可能であった。しかし、あまりにも凄惨かつ悪趣味な写真(グロ画像)やビデオ(グロ動画)が大量に掲載されている為、各種の法律に抵触する可能性やアダルトコンテンツと同様の年齢認証問題などが指摘されるのはもちろんのこと、道徳性や倫理上の観点からも問題視されることが各国で頻発した。その為、2006年にShock site (ショックサイト)と呼ばれる分野の同種サイト「LiveLeak.com (ライブリーク・ドット・コム)」 へ統合されて以降、一部でアカウントが必要となっている。〔 現在のインターネット社会では表現の自由や知る権利などが広範囲に認められる一方で、個々の倫理観やメディアリテラシーなども強く求められる状況となっており、同種サイトの存在意義を疑問視する意見や不必要論などが数多く存在している。過去、ケネディ大統領暗殺事件や豊田商事会長刺殺事件などといった生放送(ライブ映像)中に偶発的に撮影されてしまう放送事故はあったものの、Ogrish.com は意図的に残虐で猟奇的と思われる映像を収集して一般公開し、なお且つ悪意を持った悪戯(チェーンメールや地雷URLなど)も含めて無差別に拡散させてしまう可能性などが大きな問題点となっている。なお、現在の日本では、国境を越えて流入してくるこれらの映像を直接的に取り締まる法律は定められていない。ただし、未成年者に対しては青少年保護育成条例などを根拠に保護者の求めに応じてアクセス制限(フィルタリング)を設けることで防止対策とすることも多い。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「Ogrish.com」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Ogrish.com 」があります。 スポンサード リンク
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