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おしら様(おしらさま、お白様、オシラ様、オシラサマとも)は、日本の東北地方で信仰されている家の神であり、一般には蚕の神、農業の神、馬の神とされる。茨城県などでも伝承されるが、特に青森県・岩手県で濃厚にのこり〔1998年の調査報告では、岩手県下で1,191戸が確認されている。長谷川(1999)pp.262〕、宮城県北部にも密に分布する〔 * 萩原秀三郎「おしらさま」小学館編『日本大百科全書』(スーパーニッポニカProfessional Win版)小学館、2004年2月。ISBN 4099067459〕。「オシンメ様」「オシンメイ様」(福島県)、「オコナイ様」(山形県)などの異称があり、他にオシラガミ、オシラホトケ、カノキジンジョウ(桑の木人形)とも称される。 == 習俗 == === ご神体 === 神体は、多くは桑の木で作った1尺(30センチメートル)程度の棒の先に男女の顔や馬の顔を書いたり彫ったりしたものに、布きれで作った衣を多数重ねて着せたものである。貫頭衣のかたちをしたものと布を頭部からかぶせた包頭型とがある〔。普段は住宅の神棚や床の間に祀られていることが多い〔〔。記年銘のある最古のおしら様は、岩手県九戸郡種市町(現洋野町)に所在する大永5年(1525年)のもので、ついで岩手県下閉伊郡新里村および同郡川井村(いずれも現宮古市)の天正2年(1574年)のものが古い〔長谷川(1999)pp.262-263〕。神体は、男と女、馬と娘、馬と男など2体1対で祀られることが多い〔。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「おしら様」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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