翻訳と辞書
Words near each other
・ オシロスコープ表示
・ オシロメトリック法
・ オシンコシンの滝
・ オシンコシンの滝の猫
・ オシント
・ オシンドローム
・ オシン・マクディアルマダ
・ オシン・ラグ
・ オシーニ
・ オシーリア
オシーリス
・ オシー・レナルディ
・ オシ州
・ オジェウ (潜水艦・初代)
・ オジェウ事件
・ オジェニ・オナジ
・ オジェリェーリエ
・ オジェ・ル・ダノワ
・ オジェー
・ オジェール・ギスラン・ド・ブスベック


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

オシーリス : ミニ英和和英辞書
オシーリス[ちょうおん]
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)

オシーリス ( リダイレクト:オシリス ) : ウィキペディア日本語版
オシリス[ちょうおん]

オシリス(Osiris)は、古代エジプト神話に登場するの一柱。オシリスとはギリシャ語読みで、エジプト語ではAsar(アサル)、Aser(アセル)Ausar(アウサル)、Ausir(アウシル)、Wesir(ウェシル)、Usir(ウシル)、Usire、Ausareとも呼ぶ。イシスネフティスセトの4兄弟の長兄とされる。王冠をかぶり、体をミイラとして包帯で巻かれて王座に座る男性の姿で描かれる。
同神話によれば生産の神として、また、エジプトの王として同国に君臨し、トトの手助けを受けながら民に小麦の栽培法やパン及びワインの作り方を教え、法律を作って広めることにより人々の絶大な支持を得たが、これを妬んだ弟のセトに謀殺された。尚、この際遺体はばらばらにされてナイル川に投げ込まれたが、妻であり妹でもあるイシスによって、男根を除く体の各部を拾い集められ、ミイラとして復活。以後は冥界アアルの王としてここに君臨し、死者を裁くこととなった。その一方で、自身の遺児・ホルスをイシスを通じて後見し、セトに奪われた王位を奪還。これをホルスに継承させることに成功。以降、現世はホルスが、冥界はオシリスがそれぞれ統治・君臨することとなった。
ただし、この神話はエジプト人自身の記述ではなく、ギリシアの哲学者プルタルコスによる「イシスとオシリスについて」に基づくものである。オシリスの偉業は武力によらずエジプトと近隣の国家を平和的に平定し、産業を広めた古代のシリア王をモデルにしているとされる。
神の死と復活のモチーフは、各地の神話において冬の植物の枯死と春の新たな芽生えを象徴しており、オシリスにも植物神(もしくは農耕神)としての面があると見られる。右図にあるように肌が緑色なのは植物の色を象徴しているからだといわれる。
古代エジプトの墓の遺跡に、彼の肖像が描かれたり、その名前が記録されているのはそのためであり、当時の人々の死生観に彼の存在が大きく影響していたことの現れであろう。
オシリスはギリシャローマ世界ではセラピスとして、イシスハルポクラテスとともに、信仰された。
== 関連項目 ==

* オシリスとイシスの伝説
* 古代エジプト
* オシリス (惑星) - ペガスス座の恒星を巡る惑星。
* オシリス (小惑星) - 太陽系内の小惑星。いずれもオシリスに因んで命名された。
* オシリス (バンド) - バーレーンプログレッシブ・ロック・バンド
* タンムーズ
* ペルセポネー




抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「オシリス」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Osiris 」があります。




スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.