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オスロ級フリゲート()は、ノルウェー海軍のフリゲートである。 == 概歴 == アメリカ海軍のディーレイ級護衛駆逐艦をタイプシップとし、北海やノルウェー海の荒波にも耐えられるよう設計が修正されている。 本級の整備に当たっては、相互防衛援助統制法に基づき、アメリカが費用の半分を負担した。1960年、議会は計画を認可し、1964年よりホルテンにおいて建造が開始され、1965年までに5隻が建造された。本級は、1960年代後半から2000年代という長期にわたり、ノルウェー海軍の最有力水上艦として活動してきたが、この間、3次に渡る近代化改装が行なわれている。 ; 第1次改装 : 1970年代後半に行なわれたもので、武器システムの更新に主眼が置かれた。この改装でシースパロー個艦防空ミサイル・システムとペンギン艦対艦ミサイル、Mk.32 324mm3連装短魚雷発射管を搭載することにより、対空・対水上・対潜火力が全般的に強化された。 ; 第2次改装 : 1980年代半ばより行なわれたもので、電子機器・情報機器の更新に主眼が置かれた。 : * NFT MSI-3100戦術情報処理装置の搭載 - これにより海軍戦術情報システムに対応した。 : * ソナーの換装 - AN/SQS-36からTSM 2633スフェリオン・ソナーへ。 : * 射撃指揮装置の換装 - M24から9LVへ。 : * 32番砲を撤去して、かわりに40mm単装機銃を搭載 ; 第3次改装 : 1990年代中盤に行なわれたもので、船体・機関を強化するものである。これは1994年に「オスロ」の機関が故障、漂流して座礁する(のちに曳航中に沈没)という事故が発生したことを受けたもので、これによって排水量が200トン増大した。また同時に、レーダーもAWS-9 (2-D)へ換装された。 後継となるフリチョフ・ナンセン級フリゲートの建造が遅れたことから、オスロ級の退役も引き伸ばされたが、1990年代後半より順次に退役を開始し、2007年に最終艦が姿を消して運用を修了した。しかしこの時点で就役していたフリチョフ・ナンセン級フリゲートはまだ2隻のみであった。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「オスロ級フリゲート」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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