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オゼッラ・FA1I : ミニ英和和英辞書
オゼッラ・FA1I[おぜっらえふえい1あい]
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

F : [えふ]
 ファロー四徴(症)

オゼッラ・FA1I : ウィキペディア日本語版
オゼッラ・FA1I[おぜっらえふえい1あい]

オゼッラ・FA1I (Osella FA1I) 〔いくつかの出版物では大文字の「I」と小文字の「l」を混用し、「FA1L」と表示している物もある。「FA1I」と「FA1L」はそれぞれ別の年に使用された別個のモデルである。〕はオゼッラ・スクアドラ・コルセがのF1世界選手権に投入したフォーミュラ1カー。デザイナーはイグナツィオ・ルネッタとセルジオ・ベッキオ。FA1Gの後継であり、FA1Hと技術的な類似点を多数持った。それまでのオゼッラの車両同様信頼性に欠け、完走は1度のみであった。
==開発==
FA1Iは完全な新型車ではなかった。モノコックおよび基本的なレイアウトはFA1Fを踏襲した。これは元をたどるとオゼッラのターボ車全ての源流であるアルファロメオ・183Tのものであった。ルネッタはFA1Hの問題解決策を採用したが〔Hodges: ''A–Z of Grand Prix Cars.'' 2001, S. 186.〕、ホイールベースは60mm短縮され、サスペンションは前後ともテンションストラットが取り付けられた。ポイントは空力改善のため1984年以来初めて風洞実験を行ったことであった。ダラーラ製の4分の1モデルを用いて風洞実験を行い、完成車は実戦投入前にピニンファリーナの風洞で再度実験された〔Zur Technik vgl. Bamsey: ''1000 bhp Grand Prix Cars.'' 1988, S. 48.〕。
エンジンは依然として時代遅れのアルファ製8気筒ターボエンジンが採用された。その能力は限られ、燃料消費量は多かった。レギュレーションの改正によりブースト圧が緩和され、燃料搭載量は制限されたためオゼッラの燃料タンクは大幅に小型化された。予選では820馬力を発生した890Tエンジンも、決勝では750馬力に抑えられた。しかしながらFA1Iは1987年シーズン、燃料不足のため何度かリタイアしている〔''Motorsport aktuell.'' Heft 9, 1987, S. 24.〕。
FA1Iは1987年シーズンで2台が製作された。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「オゼッラ・FA1I」の詳細全文を読む




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