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オタネニンジン : ウィキペディア日本語版
オタネニンジン

オタネニンジン(御種人蔘) は、ウコギ科多年草。原産地は中国遼東から朝鮮半島にかけての地域といわれ、 中国東北部ロシア沿海州にかけて自生する。
薬用または食用に用いられ、チョウセンニンジン朝鮮人蔘)、コウライニンジン高麗人蔘)、また単に人蔘とも呼ばれる。
一方、野菜のニンジンセリ科であり、本種の近類種ではなく全く別の種である。
== 名称 ==
本種は元来「人蔘」と呼ばれ、中国、朝鮮半島、および日本では古くからよく知られた薬草だった。枝分かれした根の形が人の姿を思わせることが、その名称の由来といわれている。
「御種人蔘」の名は、八代将軍徳川吉宗対馬藩に命じて朝鮮半島で種と苗を入手させ、試植と栽培・結実の後で各地の大名に「御種」を分け与えて栽培を奨励したことに由来する。これ以前の「人蔘」は朝鮮半島からの輸入に依存していた。
中国東北部では「」(、「木槌」「洗濯棒」の意)とも呼ばれる。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「オタネニンジン」の詳細全文を読む




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