翻訳と辞書 |
オタマトラザメ
===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。
オタマトラザメ
オタマトラザメ はトラザメ科に属する深海性のサメの一種。底生で、カリフォルニア近海の深度155-937mから得られている。全長24cm程度で、頭部が大きくオタマジャクシのような外見となることが特徴である。鰓も巨大で、溶存酸素の少ない環境に適応していると考えられる。餌は甲殻類や魚類。無胎盤性の胎生で、雌は2個の卵を体内で孵化させる。漁業価値はなく、IUCNは保全状況を情報不足としている。 == 分類 == 1892年、''Proceedings of the United States National Museum'' 14巻において、アメリカの魚類学者Charles Henry Gilbertによって ''Catulus cephalus'' の名で記載された。記載はレビジャヒヘド諸島、クラリオン島沖の841mの深度で採集された24cmの成体雄に基づいている。1941年、Henry F. BigelowとWilliam C. Schroederは新属''Cephalurus''を立てて本種を含めた。パナマ・ペルー・チリ沖から採集される個体は微妙に大きさが異なり、本属には未記載種がもう数種含まれるようである〔。 形態・分子系統解析の結果から、オタマトラザメ属はミナミトラザメ属・イモリザメ属・ヤモリザメ属・ヘラザメ属とクレードを構成すると考えられている。クレード内での位置づけは不確定であるが、ヤモリザメ属の姉妹群となることが示唆されている。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「オタマトラザメ」の詳細全文を読む
スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース |
Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.
|
|