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Ξガンダム(クスィーガンダム、''XI GUNDAM'')は、「ガンダムシリーズ」に登場する架空の兵器。有人操縦式の人型ロボット兵器「モビルスーツ」の一つ。1989年に発表された小説『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』。 反地球連邦政府組織「マフティー・ナビーユ・エリン」(マフティー)のリーダーである主人公「ハサウェイ・ノア」の搭乗機。ニュータイプ(作中における超能力者のこと)パイロットに対応した操縦システムと武装を持ち、人型を保ったままで大気圏内を長時間飛行できる。 メカニックデザインは森木靖泰。 当記事では、関連機「ペーネロペー」に関しても記述する。 == 機体解説 == 宇宙世紀0104年、秘密結社「マフティー」がアナハイム・エレクトロニクス社へ極秘裏に発注した、当時最新鋭の第五世代MS。Ξ(クスィー)という名称は、同じアナハイム社製で「アムロ・レイ」の最後の乗機であるνガンダムの意思を継ぐという意味を込め、「ν」の次のギリシア文字であることから命名された。 両肩を覆う裃状のミノフスキー・クラフトユニットが最大の特徴で、サブフライトシステムや変形機構に頼らない、機体単独での大気圏内飛行を可能としている。機体の基本性能も高く、サイコミュを利用した高度な脳波操縦システムや、大出力メガ粒子砲やファンネル・ミサイルなどの強力な火器を有する。しかし、多機能化を求めた代償として、機体全高は従来のガンダムタイプを上回る30メートル級に大型化している。 サイコミュデバイスと大出力メガ粒子砲を同時に搭載するコンセプトは、同じアナハイム社製のθガンダム(ΖΖガンダム)とνガンダムのコンセプトを掛け合わせたような、これらの機体の優れた点を継承するガンダムタイプMSと言える。 宇宙世紀0105年時において、単独で大気圏内飛行が可能なMSは本機とペーネロペーのみであり、少数の戦力しか保有しないマフティーが地球連邦軍と渡り合うことができたのは、本機の絶大な戦闘力によるところが大きい。 ; 武装 :; ビーム・ライフル :: 旧来品の倍近くの初速を誇る。 :; 肩部メガ粒子砲 :: ΖΖガンダムのハイメガキャノンのような大口径砲口型の大出力メガ粒子砲を、両肩(肩の三角のアーマーの胴体側に近い所の台形型の出っ張った部分)に1基ずつ搭載している。発射時には両肩のパーツが展開し、砲部が露出する。 :: アーケードゲーム『機動戦士ガンダム エクストリームバーサス マキシブースト』では、ビームサーベルの収納部分の先端からビームが発射されるように描かれている。 :; ビーム・サーベル :: 旧来品と同じく手持ちで使用するほか、基部にマウントされた状態でも敵機を両断できる。 :; ミサイルランチャー :: 機体各所に多数設置されており、爆撃能力も有する。 :; ファンネルミサイル :: サイコミュを用いた遠隔操作端末「ファンネル」の応用兵器で、発射後のミサイルをパイロットの思念で誘導することが可能。 :; ビーム・バリア :: 高速飛行時にはビーム・バリアを機体前面に展開、進行方向に波形を変えたビームを肩の三角形のパーツの先端(両肩だと2か所)から放射することで大気の干渉を減散させ、飛行形態へ変形せずに大気圏内を高速で飛行できるようになる(一部ゲームでは簡易的な飛行形態に変形する)。この状態でのΞガンダムは、空中で機体全体が発光するような姿となる。作中で確認された限りでは、マッハ2を超える速度での航行が可能。あくまで空気抵抗軽減用なので、ビーム防御などの防御への転用は不可能。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「Ξガンダム」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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