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男の娘(おとこのこ)とは、男性でありながら女性にしか見えない容姿と内面を持つ者を指す言葉〔「 」の商標登録が認められていた ITmedia、2011年11月21日〕。服装や化粧を整え女性として生活していることも多い。現在では容姿や内面に関係なく、女装行為を行う男性の総称として広い概念で扱われており、女装行為を行う男性自身が名乗るケースも多い言葉となっている〔 ちゃんねる - ニコニコチャンネル 〕。おとこの娘・オトコの娘・オトコノコとも表記。発声すると「男の子」と区別がつかないため、それと区別するために「おとこのむすめ」と読む場合も多々ある。別の呼称として「女装美少年」や「女装男子」とも言われる(詳細は後述)。 「男の子」の「子」を「娘」に置き換えた当て字・造語であり、古くは九州東海大学阿蘇校舎(現:東海大学阿蘇キャンパス)の1981年度数鹿流祭(学園祭)での配布物(サークル紹介)にも見られる。2010年頃からインターネットコミュニティなどで広く流布するようになった。「子」を「娘」に置き換える表記は「」などにも見られるが、「」は言葉の持つ意味合いやイメージの変化が大きい。 ==創作作品における== 2006年9月9日にその名を冠する同人誌即売会「COSH☆H(後に「」へ改称)」が開催されるなど、同人誌を中心にひとつのジャンルとして認識されている。 漫画、アニメなどの創作作品内においては、「容姿が美少女の少年」といった設定を指す言葉として一般に使われ、主に女装した少年・青年を指す傾向にある。また、声が萌え属性を持ち男性とは認識できないキャラクターを指しても使われる。創作作品においては「男子であることを知らない男性に恋心を抱かせる」といったストーリーが多く見られる。 に該当する性質を備えたキャラクターは2000年代以前の過去の創作作品においても存在し、1980年代では週刊少年ジャンプで連載されアニメ化もされた漫画『ストップ!! ひばりくん!』の主人公「大空ひばり」、1990年代においては月刊コロコロコミックで連載された漫画『バーコードファイター』のヒロイン「有栖川桜」が代表例として挙げられている〔女装通信 - 女装少年の系譜/第一回【メジャー漫画・2000年編】(『オトコノコ倶楽部vol.1』のコンテンツより) 〕。 現在では漫画、アニメだけでなくアダルトゲームにおいて攻略対象ヒロインとして登場することも多く、脳内彼女の『女装山脈』のように攻略対象ヒロイン全員がという作品もある。また『処女はお姉さまに恋してる』や『るいは智を呼ぶ』のように主人公がである作品もあり、その場合人気投票で主人公がヒロインを抑えて1位になってしまうこともある。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「男の娘」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Otokonoko 」があります。 スポンサード リンク
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