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オトコエシ ''Patrinia villosa'' は、オミナエシ科の多年草。オミナエシに姿形は似ているが、花の色は白く、姿は遙かに逞しい。 == 特徴 == 多年生の草本〔以下、主として佐竹他(1981),p.147〕。植物体全体にわたって毛が多い。初めは根出葉が発達するが、茎は立ち上がって高さ60-100cmに達する。根出葉は花が咲く頃には枯れる〔北村他(1957),p.102〕。葉は対生し、羽状に深く裂けるか、あるいは縁に鈍い鋸歯が並ぶ。 花期は8-10月。花序は集散花序で、多数の花を含む。そのような花序を散房状に付ける。花冠は先端が5つに裂け、径4mm。果実は倒卵形で長さ2-3mm、周囲には同心円状に広い翼が発達する。これは本来は果実基部の小苞で、それが果実を取り巻いて発達したものである。 果実に広い翼がある点は奇妙に見えるが、本属ではこれはあるのが普通で、オミナエシは例外的にこれを持たない。その中でも本種はよく発達する方である〔朝日百科(1997).p.268〕。 File:Patrinia villosa - plant (aka).jpg|全草 File:Patrinia villosa - blossoms (aka).jpg|花序の拡大 翼を持つ果実が見える 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「オトコエシ」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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