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オニダルマオコゼ(鬼達磨鰧、鬼達磨虎魚、学名:''Synanceia verrucosa'')はカサゴ目フサカサゴ科〔『Fishes of the World Fourth Edition』 pp.321-325〕(あるいはオニオコゼ科〔『日本の海水魚』 pp.210-213〕)に属する魚類の一種。背鰭の棘条から強力な毒を分泌するため、非常に危険な魚類として知られている〔〔『日本の海水魚』 p.212〕。 == 特徴 == オニダルマオコゼはインド洋・太平洋西部の熱帯域に分布し、サンゴ礁など浅い海に生息する。日本近海では小笠原諸島・奄美大島・沖縄周辺に分布している〔。 体長は40cm程度で、全身がコブ状の突起やくぼみに覆われ、岩に擬態する。他のオコゼ類と同様に肉食性で、小魚や甲殻類を捕食する。浮き袋を欠く底生魚であり、海底で動かずじっと獲物を待っている姿が観察される。 背鰭の棘条は毒腺と連続し、強力な神経毒を分泌する〔。オニオコゼ亜科の仲間はすべて背鰭に毒腺をもつが、本種はとりわけ毒性が強く、刺された人を死に至らしめることもある〔。浅い海に住み、砂泥中に体を半分埋もれさせるなど見つけづらい状態でいることが多いため、生息地でシュノーケリングやスクーバダイビングを行う際には注意が必要である。 このように人間にとっては非常に危険な魚ではあるが、身は食用になり白身で美味とされる。 背鰭・臀鰭を構成する棘条と軟条の数は一定していないが、通常はそれぞれ13棘6軟条・3棘5軟条である〔。胸鰭は18軟条であることが多く、腹鰭は1棘5軟条。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「オニダルマオコゼ」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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