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オハナ池[おはないけ]
オハナ池(おはないけ)は、埼玉県加須市北下新井(大利根地域)に所在〔『栗橋町全図』栗橋町発行 東武計画株式会社調製(平成20年11月調製)〕する池である。お花が池(おはながいけ)とも称される。 == 概要 == ほぼ自然のままの姿が残されている自然池沼である。池には西方より近くに接近できる。オハナ池は1786年(天明6年)の決壊口跡と伝えられている。池の水は主に雨水・地下水などにより保水されており、また水深も深く地下水脈に通じている〔『大利根町史 民俗編』「第一章 水と暮らし 第六節 水にかかわる信仰と生活(155ページ)」 大利根町教育委員会編集 平成11年3月16日発行〕。南方には才谷ヶ池が所在している。 東方を流下している稲荷木落排水路の東側、埼玉県立栗橋北彩高等学校の南方には古堤と呼ばれている旧堤防が残っている〔 - 久喜市ホームページ〕。これはかつての利根川旧流路の一つである浅間川〔 - Kubotaホームページ〕〔「昔の流れ」 幸手の環境を学ぼう - 幸手市ホームページ〕の名残であり、オハナ池はこの浅間川の左岸(西側)の堤防周辺に該当する。浅間川はかつての埼玉郡(後の北埼玉郡)と葛飾郡(後の北葛飾郡)の境界を成していた河川であった。このため浅間川が締め切られた後も流路跡が郡境を成していた。 「オハナ池」ないし「お花が池」という名称の由来は大正初期に「お花」という女性が傘と下駄を揃えた状態で入水したという古事に起因する〔『大利根町史 民俗編』「第一章 水と暮らし 第六節 水にかかわる信仰と生活(136ページ)」 大利根町教育委員会編集 平成11年3月16日発行〕。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「オハナ池」の詳細全文を読む
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