翻訳と辞書
Words near each other
・ オパール突然変異
・ オパール突然変異体
・ オヒアレフア
・ オヒキグモ属
・ オヒキコウモリ
・ オヒギンス
・ オヒシバ
・ オヒトリシン
・ オヒョウ
・ オヒョウ (植物)
オヒョウニレ
・ オヒョウ属
・ オヒョウ条約
・ オヒルギ
・ オヒルムシロ
・ オビエド
・ オビエド大学
・ オビエド歴史地区とアストゥリアス王国の建造物群
・ オビオノスリ
・ オビオン郡 (テネシー州)


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

オヒョウニレ ( リダイレクト:オヒョウ (植物) ) : ウィキペディア日本語版
オヒョウ (植物)

オヒョウ(於瓢、学名:''Ulmus laciniata'')はニレ科ニレ属の落葉高木。日本列島から東北アジアの山地に分布する。北海道に多い。
別名アツシノキ(厚司の木)、ヤジナ(矢科)、ネバリジナ(粘科)。
アイヌ語ではオヒョウの樹皮と繊維をアッ(at)、オヒョウの木をアッニ(atni)と呼ぶ。樺太の方言ではそれぞれアハ(ax)、アハニ(axni)という。また白浦地方では樹皮をオピウ(apiw)とも呼び、「オヒョウ」の名称はこれに由来する〔知里真志保『分類アイヌ語辞典』〕。
==特徴==
高さ約25m。樹皮は縦に浅く裂け、剥がれ落ちる。樹皮の繊維は強靭。は広倒卵型で先端が3(〜9)裂し、縁には重鋸歯が見られる。両面に白い短毛がびっしり生え、ざらついた手触り。4-5月、新葉の出る前に、淡紅色の小が束状に咲く。果実は長さ2cmほどの扁平な楕円形をした翼果で、6月ごろ褐色に成熟する。
樹皮(靭皮)の繊維は強靭で、アイヌはこれでアットゥシ(attus 厚司)という布(あるいは衣料)を織る。別名のアツシノキはこのことに由来。
樹木は器具材、薪炭材、パルプに利用できる。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「オヒョウ (植物)」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Ulmus laciniata 」があります。




スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.