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オビ川 : ウィキペディア日本語版
オビ川[おびかわ]

オビ川(英表記:ob'、ロシア語:Обь)はロシア連邦西シベリア低地を流れるである。支流エルティシ川アルタイ山脈を水源とし、カザフスタン共和国の領内を通る。中流ではチュメニ油田を横切りサレハルドを西に180km流れてオビ湾に注ぎ込む。河口の位置は、北極圏東経70度にあたる。河口には中州がありはっきり河口とオビ湾の境目がわかる。河口の幅は約3kmである。
全長はオビ川の本流をどの川とするかによって数値が分かれる。エルティシ川とした場合は約5570km、カトゥニ川 (Katun)とした場合3,650kmである。流域面積は約2,430,000km2。全長は5,570kmとした場合に世界第5位、流域面積ではエニセイ川に次いで世界第7位である。
== 名称 ==
オビ川は、ハンティ人(Khanty)のハンティ語による呼び名ではアス川(As)、ヤグ川(Yag)、コルタ川(Kolta)、イェマ川(Yema)などとなる。ネネツ人はコルタ川(Kolta)、クアイ川(Kuay)と呼ぶ。のによる呼び名ではウマル川(Umar)またはオマル川(Omar)と呼ぶ。
ロシア人による征服以前、シビル・ハン国がオビ川およびエルティシ川流域の広い範囲を支配しており、沿岸の街の多くがこの時代に築かれた。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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