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オビ川鉄橋(オビがわてっきょう)は、ロシアのノヴォシビルスクでオビ川をまたぐシベリア鉄道の鉄道橋である。 19世紀後半、シベリア鉄道建設に伴い、地理学者のガーリン・ミハイロフスキーによってオビ川の架橋位置選定調査が行われた。ミハイロフスキーの調査結果、オビ川右岸のオビ駅付近に鉄道橋を渡すことが公に決定されると、まず埠頭が建設され、1893年から建設資材や労働者らを乗せた船が到着し始めた。橋のたもとに作られた集落ノヴォニコラエフスクは鉄橋・鉄道建設の町として、河港の町として大きくなり、やがてシベリア最大の都市ノヴォシビルスクとなった。 橋は1897年頃に完成し、1897年のオビ川を通過する貨物量は年間28.8tにのぼったことが記録されている。7つの橋桁を持ち、橋桁間は87~117m、高さは17mに及ぶ。橋梁技師はブターゴフ。 現在なお単線の大鉄橋である。 ==参考文献== * リシャット・ムラギルディン2002年『ロシア建築案内』TOTO出版 * 藤原浩2010年「エニセイ号でモスクワへ」『地球の歩き方(A 32)シベリア&シベリア鉄道とサハリン 2011年~2012年版』ダイヤモンド・ビッグ社 /ダイヤモンド社 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「オビ川鉄橋」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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