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オピストコンタ : ミニ英和和英辞書
オピストコンタ
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。


オピストコンタ : ウィキペディア日本語版
オピストコンタ

オピストコンタまたは後方鞭毛生物(Opisthokonta)は真核生物の主要な系統の1つで、動物後生動物)と真菌に加えて数グループの原生生物を含む。語源は、ギリシャ語の (後方)+ (鞭毛)。
これらの生物が単系統群であることは、遺伝学および微細構造の双方の研究から強く支持されている。共有形質は、動物の精子ツボカビ胞子のような鞭毛を持った細胞が、後ろ側にある1本の鞭毛で進むことであり、これが語源になっている。対照的に、これ以外の真核生物では鞭毛を持った細胞は1本ないし複数の前方の鞭毛で進む。
==分類と系統==
国際原生生物学会 (ISOP) の2012年の分類体系では、オピストコンタを次のように分類している:
*
 * アメーボゾア
 * オピストコンタ
  * ホロゾア
   * フィラステレア
    * ミニステリア
    * カプサスポラ
   * イクチオスポレア
    * リノスポリジウム類 - 、、、、
    * イクチオフォヌス類 - 、、、、、、、、、、、、、
   * アフェリディウム類 - 、、
   * コラロキトリウム
   * 襟鞭毛虫
    *
    * アカントエカ目
   * 後生動物
  * =
   * ヌクレアリア
   *
   *
   * 菌類
 * アプソモナス目
 *
 * 他?
オピストコンタは、同じく鞭毛が1本であるアメーボゾアと合わせて、ユニコンタ と呼ばれる。ただし、オピストコンタとアメーボゾアは近縁ではあるものの、鞭毛が1本であることはおそらく平行進化であり、系統的には、鞭毛が1本ではないいくつかの小さな群を含む。そのため、それらを含めた系統は改めて と名づけられた〔(ただし、ユニコンタの語義を考慮せずそれらをユニコンタに含めることもある)。しかし、 に含まれる具体的な系統の一覧は定かではない。
オピストコンタのうち、後生動物と菌類のみが多細胞性で、他は単細胞である。これらの単細胞生物はかつて襟鞭毛動物 またはメソミセトゾア と呼ばれていた(ただし現在、メソミセトゾアはイクチオスポレアのシノニムとされる〔)。そのほとんどは真菌よりは動物の方に近縁で、動物の起源を研究している生物学者たちから非常に注目されている。ツボカビもかつては原生生物に含めていたが、現在では菌界に含めることが多い。
これらの系統関係は、いくつか系統位置が不詳な群があるが、以下のようになる〔:
ISOP の2005年の分類では、オピストコンタを次の4グループに分類していた:
* 真菌
* メソミセトゾア
* 襟鞭毛虫
* 後生動物
その後、さらなる分子系統により、この広義のメソミセトゾアの単系統性は否定され〔、いくつかの分類群(2012年の分類でフィラステレア、イクチオスポレア、アフェリディウム類、コラキトリウム、ヌクレアリア)に分解された。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「オピストコンタ」の詳細全文を読む




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