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オフィチーネ・パネライ : ミニ英和和英辞書
オフィチーネ・パネライ[ちょうおん]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)

オフィチーネ・パネライ : ウィキペディア日本語版
オフィチーネ・パネライ[ちょうおん]

オフィチーネ パネライ(''OFFICINE PANERAI'' )は、イタリアの高級腕時計ブランドである。通称パネライリシュモングループの傘下にある。
1860年にジョヴァンニ・パネライ(''Giovanni Panerai'' 、1825年 - 1897年)によってフィレンツェに設立された精密機器メーカーであり、現在でも温度計、湿度計、気圧計、クロノメーターなどを生産している。このクロノメーターについてメーカーは公式ウェブサイトにマリン・クロノメーター(''Cronometro Da Marina'' )と書いているが、実際にはボード・クロノメーターである。
== イタリア海軍向けダイバーズウォッチ ==
精密機器納入業者であった縁でイタリア海軍より依頼を受け、パネライ一族が経営していた「スイス時計店」(''Orologeria Svizzera'' )が当時代理店だった縁でロレックスから防水ケースのノウハウやムーブメントの供与を仰ぎ、特殊潜水部隊のために軍事用ダイバーズウォッチ「ラジオミール」を1936年試作し1938年製品化した。名称の由来は1910年に自社開発した夜光塗料ラジオミールを使用したことによる。潜水服の上から装着できるようベルトは長く、視認性を保つためケースはφ47mmもある。第二次大戦中、放射線物質であるラジオミールに代わり新たにルミノールが開発され、それを搭載したモデルが納入された。特徴は9時位置の右側にスモールセコンドがある点である。また当初は100m防水であったが、大型のリューズガードを装備するようになり、これにリューズを押さえるレバーを取り付けることによってリューズの密閉度を上げ、200m防水を達成した。このリューズガードとレバーは現在も続くデザインの特徴となった。
ムーブメントは1940年代にアンジェラス製に変更された。
パネライはアレクサンドリア港攻撃に使用されて深海の暗黒において高い視認性を発揮し、作戦に参加し捕虜となったエミリオ・ビアンキは戦後「この時計がなかったら、作戦そのものが遂行不可能だったであろう」と証言している。その後エジプト軍などで制式採用された。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「オフィチーネ・パネライ」の詳細全文を読む




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