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オベイド : ウィキペディア日本語版
オベイド
オベイド(、Al-Ubayyid、El-Ubayyid、エル=オベイド、アル=オベイドとも)は、スーダンの都市。スーダン中央部に位置する、北コルドファン州の州都である。人口約341,000人(2008年)〔加藤「オベイド」『世界地名大事典』3、208頁〕。標高568mの地点に位置し、ハルツームから南西に350km離れている。古くからの全コルドファン地方の中心都市である。
住民の大部分はイスラム教徒であるが、少数ながらキリスト教徒も存在する〔。
== 歴史 ==
1821年エジプトムハンマド・アリーによって建設された。以後エジプト領となっていたが、1883年にに率いられたマフディー教徒がこの地でイギリスのウィリアム・ヒックス(ヒックス・パシャ)を破り、町はマフディー教徒によって破壊される。マフディー国家の崩壊後、1898年に町が復興された。1912年にオベイドはハルツームと鉄道で結ばれる〔堀「エルオベイド」『世界地名大事典』6巻、197-198頁〕。
1990年にはコルドファーン大学がオベイドに設立された。南部スーダンに近いため、国際連合スーダン派遣団の兵站基地が置かれている。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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