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インシグニア(''Insignia'' )はドイツの自動車メーカー・アダム・オペルが2008年7月の英国国際モーターショーで発表、生産している中型乗用車で、かつて日本にも輸入されたオペル・ベクトラの後継車種である。 GMのイプシロンIIプラットフォームを用いている。イギリスおよびアイルランドではボクスホールブランドで販売されている。2009年のヨーロッパ・カー・オブ・ザ・イヤーを受賞している。 == 概要 == インシグニアのセールスポイントは前身のベクトラCと同じ全長4830mm・ホイールベース2730mmでありながらニールームを3cm拡大し更に余裕ある居住空間を実現したこと、世界初のモニターカメラによる道路標識認識システムを実用化したこと、全車種ユーロ5排気ガス規制をクリアしていること等である。 ボディタイプは4ドアセダン、5ドアハッチバック、「スポーツツアラー」と呼ばれるステーションワゴン、そして、スポーツツアラーをベースにクロスオーバーSUV風の外観を持たせた「カントリーツアラー(CT)」の4種から構成される。 エンジンは *1.6エコテック - ガソリン直列4気筒1598cc・115PS/6000rpm *1.6ターボエコテック - ガソリン直列4気筒1598cc・180PS/5500rpm *1.8エコテック - ガソリン直列4気筒1796cc・140PS/6300rpm *2.0ターボエコテック - ガソリン直列4気筒1998cc・220PS/5300rpm *2.8V6エコテック - V型6気筒2792cc・260PS/5500rpm *2.0CDTIエコテック - ディーゼル直列4気筒1956cc・110PS/4000rpm *2.0CDTIエコテック - ディーゼル直列4気筒1956cc・130PS/4000rpm *2.0CDTIエコテック - ディーゼル直列4気筒1956cc・160PS/4000rpm *2.0ビターボCDTIエコテック - 1956cc・190PS/4000rpm がある。 ギアボックスはいずれも6段のMTまたはAT(1600/1800ccガソリンを除く)が選択可能。グレードは「エクスクルーシヴ」「S」「SE」「SRi」「エリート」から構成される。2009年1月にはV6ガソリンエンジンをターボ化して320馬力とし、6速MTと四輪駆動システムを持つホットモデル・「OPC」も追加されている。 File:Opel Insignia 4 touring.jpg|セダン File:Opel Insignia 5 touring.jpg|ハッチバック File:Opel Insignia Sports Tourer „Erlkönig“ rear.jpg|スポーツツアラー(ワゴン) File:Vauxhall Insignia on forcourt.jpg|ボクスホール版 File:Opel Insignia Sportstourer Edition Pannacotta Interieur.JPG|室内 File:Chevrolet Vectra 2009.JPG|シボレー・ベクトラ(サンティアゴモーターショーにて参考出品) 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「オペル・インシグニア」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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