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(n) omega navigation =========================== ・ オメガ航法 : [おめがこうほう] (n) omega navigation ・ メガ : [めが] 【名詞】 1. mega- 2. 10^6 3. (P), (n) mega-/10^6 ・ 航法 : [こうほう] 【名詞】1. sailing 2. navigation ・ 法 : [ほう] 1. (n,n-suf) Act (law: the X Act)
オメガ航法(オメガこうほう)は、地上系の電波航法システムの一つ。かつて船舶や航空機で利用されていた。オメガシステムとも呼ばれる。 == 概説 == オメガはロラン、デッカなどと同じく双曲線航法システムの一種である。地球上に配置された送信局からの電波の位相差を計測して送信局からの距離を求めている。 2つの送信局からの距離から送信局を焦点とする双曲線を求め、そこで2つの送信局のいずれかと別の送信局からもうひとつの双曲線を求めた場合、2つの双曲線が交わる点が現在位置であると判明する。 オメガ航法の最大の特徴は使用周波数が10.2kHzから13.6kHzまでのいわゆる超長波(VLF)を用いており〔宇宙開発利用専門調査会 測位分野検討会 〕電波到達距離が10000kmと、LORANなど他の双曲線航法とくらべて格段に長い。 このためわずか8つの送信局で地球上すべてをカバーでき〔、また双曲線の基線長も長くできるために高い精度が得られる。この8つの送信局をオメガ局と呼ぶ。 航空機では、2ヶ所の送信局からの電波の位相差を、オメガ航法装置に内蔵されたコンピュータが連続的に計算を行うことで、現在位置のほかに、航空機で予め設定された地理上の位置であるウエイ・ポイントまでの距離や時間、対地速度、飛行コースからのずれ、風向などの情報を知ることができる。 この方式は1950年代にアメリカ人ジョン・ピアース (John Alvin Pierce) によって提唱され、究極的な電波航法を意味するためにギリシア文字の最後の一文字「Ω」を取って「オメガ電波航法 (OMEGA radio navigation system) 」と名付けられた。 衛星系の電波航法システムであるGPSの軍事用から民間への普及に伴い、1997年9月30日に全送信局が航法電波送信局としての運用を停止したため現在は利用されていない。その後、米国ノースダコタ州ラムーア郡などいくつかの送信局は、電波でも海面下数十mまで到達可能な超長波 (VLF) の特性に着目し、海中を行動する潜水艦との軍事用通信に使用されている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「オメガ航法」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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