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オヤマソバ
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オヤマソバ
オヤマソバ(御山蕎麦、学名:''Aconogonon nakaii'' )は、タデ科オンタデ属の多年草。高山植物〔〔『日本の野生植物草本II離弁花類』p.25〕〔『山溪カラー名鑑 日本の高山植物』p.502-503〕〔『新牧野日本植物圖鑑』p.77,p.1338〕。 ==特徴== 地下に根茎がある。茎は下部から枝分かれして立ち、高さは15-50cmになり、茎はしばしば紅紫色を帯び、枝は稲妻形に曲がる。株全体は低い叢状になる。葉は互生し、長さ5-10mmになる短い葉柄があり、葉身は長さ4-12cm、幅2-5cmになる卵形から卵状楕円形で、先端は鋭形か鈍形、基部は広いくさび形から円形、縁は全縁でまばらに細毛が生える。葉の表面はほとんど無毛で、裏面の脈上に伏した毛が生える。葉柄の基部に長さ5-7mmになる托葉鞘があり、上半分が褐色の膜質で、長毛が生えるかまたは無い〔〔〔〔。 雌雄同株。花期は7-9月。茎先に総状花序を円錐状につけ、小さい花を多数つける。花序は長さ4-5cmで、花は両性、白色または緑白色、ときに淡紅色を帯びる。萼は5深裂し、裂片は長さ約3mmになり、花弁状になる。花弁は無い。雄蕊は8個あり、長さは萼片の半分。花柱は3個ある。果実は長さ3-3.5mmの痩果で、3稜形になり褐色で光沢があり、果期にも残る萼片よりやや長い〔〔〔〔。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「オヤマソバ」の詳細全文を読む
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