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オヤリハグマ
オヤリハグマ(御槍白熊、学名:''Pertya triloba'' )は、キク科コウヤボウキ属の多年草〔〔『日本の野生植物草本III合弁花類p.209〕〔『新牧野日本植物圖鑑』p.736〕。 ==特徴== 根はひげ状になり多い。茎は直立し、高さは45-85cmになり、細く硬い。茎の上部で円錐花序に分枝し、枝には短毛が散生する。根出葉や茎の下部の葉は小さく、鱗片状になり、中部の葉は互生し、長い葉柄があり、葉身はやや硬く、長さ10-13cm、幅7-13cm、先は3浅-中裂し、裂片は先が鋭い長楕円形になり、縁に浅くまばらな歯牙がある。葉は茎の上部にいくに従って徐々に小さくなり、葉柄もなくなる。葉の表面は緑色で無毛、裏面は網脈があり葉脈上と縁に縮れた短毛がある〔〔〔。 花期は9-10月。頭状花序は円錐状に多数つき、花柄は無いかあっても短い。総苞は長さ14-17mmになる狭い円柱形、総苞片は7列で、覆瓦状に並び、最外片は長さ1mmの広卵形になり、先は鈍頭。頭花は1個の筒状花のみからなり、花冠は白色で、5裂し、裂片は線形で長さ10-11mmになる。果実は長さ8.5-9mmになる円柱形の痩果で、上端に多数の冠毛がある〔〔〔。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「オヤリハグマ」の詳細全文を読む
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