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オライリーメディア : ミニ英和和英辞書
オライリーメディア[ちょうおん]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)

オライリーメディア : ウィキペディア日本語版
オライリーメディア[ちょうおん]

オライリーメディア()は、アメリカ合衆国のメディア企業。ティム・オライリーが創設した。コンピュータ関連の書籍出版、ウェブサイト作成、カンファレンスの開催などを主な業務としている。表紙に動物の木版画を使った書籍群でよく知られている。日本法人はオライリー・ジャパン
== 概要 ==
1978年、マサチューセッツ州ケンブリッジでテクニカルライティングを行うコンサルティング企業として出発した。1984年、複数のUNIXベンダーからマニュアル出版権を得るようになった。70ページほどの "Nutshell Handbooks" はよく売れたが、1988年までコンサルティングが主な事業であった。1988年、Xlibの基本的なマニュアルに関するカンファレンスを開催したとき、そこに世界中から聴衆が詰め掛けた。これをきっかけとして出版を中心とするようになった。
1992年、全世界に200ほどしかウェブサイトがなかったころ、オライリーメディアは全編 World Wide Web に関する世界初の本 ''Whole Internet User's Guide and Catalog'' を出版した。1993年には、世界初のポータルサイト Global Network Navigator (GNN) を開設した。GNN は1995年に AOL に高額で売却され、インターネットバブルのさきがけとなった。
''Programming Perl'' という本は1996年に年間を通じてボーダーズで全分野のトップ100以内の売り上げを記録したが、コンピュータ業界での認識はまだまだであった。オライリーは Perl を広めるため、Perl に関するカンファレンスを開催した。同社のソフトウェアに関するベストセラーの多くは、ソフトウェア業界が見逃しているトピックに関するものであった。そこで1998年、オライリーはそれらソフトウェアプロジェクトのリーダーを集めた会議を開催した。当初フリーウェアサミットと呼ばれていたが、この会議でオープンソースという用語が生み出されたことから、オープンソースサミットとして知られるようになった。O'Reilly Open Source Convention はオライリーの主要なイベントの1つとなっている。他にも重要なイベントとして Emerging Technology Conference や FOO Camp などがある。
オライリーメディアは自らを「世界最良のコンピュータ関連書籍出版社と多くの人に思われている」としている。実際、プログラマはオライリーの本をそのトピックの決定版と見なすことも多い。オライリーと言えば、動物の木版画が表紙になっている本が有名だが、それらは同社が出版する書籍のほんの一部に過ぎない。
出版業の傍ら、同社は多くの定期カンファレンスを主催し、オープンソース・コミュニティに様々なオンラインサービスを提供している。例えば、O'Reilly Emerging Technology Conference はカリフォルニア州で、O'Reilly Open Source Convention はポートランドで開催されている。全体として、オライリーは同社の業務を単なる出版やカンファレンスではなく、「新しい知識を広めることで世界を変える」ことだとしている。
オライリーはクリエイティブ・コモンズの Founders Copyright を採用しており、それによると著作権が保護される期間は 28 年である。これは通常の著作権の保護期間に比較するとかなり短い。
副社長 Dale Dougherty は2003年、ブレインストーミングの最中に Web 2.0 という用語を生み出した。これが元となって CMP Media と共催で Web 2.0 Conference も開催されている。その後、両社はこれを「コンピュータと情報技術の各分野でライブイベント、すなわちショー、展示会、ビジネス会議、および教育的な会議を手配し、実施するため」サービスマークとして登録している。
2006年5月、CMP Media は 'Web 2.0 Half day conference' が開催されようとしていることを知った。CMP Media は、サービスマークとして登録されているとして、「Web 2.0」という用語の使用を止めるようイベントを主催するアイルランドの非営利団体に文書で通達した。このような用語の使用を法的に制限する態度は一部で批判されることとなった。
オライリーは弁護士が早まった攻撃的対応を行ったことについて謝罪し、そのイベントでの用語の使用を許した。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「オライリーメディア」の詳細全文を読む




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