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オリウエラ
オリウエラ(スペイン語:Orihuela)またはオリオーラ(バレンシア語:Oriola)は、スペイン・バレンシア州アリカンテ県のムニシピオ(基礎自治体)。公式名はスペイン語のOrihuela。ベガ・バハ・デル・セグラ地方の中心地である。市内をセグラ川が流れる。 ==由来== ローマ時代の地名はアウラリオラ(Aurariola、黄金の都市)であった。一説ではギリシャ人が都市をつくったと信じられており、ここにはイベリア人が数多く定住し、カルタゴのハミルカル・バルカによって都市は大きくなったと言われているが、最古の地名はローマ帝国に与えられたものである。この名称は西ゴート王国時代にも維持され、アウラリオラという名は都市のみならず周囲の郡の名前にもなり、アウラリオラ知事はコメス・シウィタティス・アウラリオラム(Comes Civitatis Aurariolam)と称した。別の歴史文書によると、都市はオルセリス(Orcellis)とも呼ばれたという。 ムーア人に征服された後、都市の名はアラビア語名のウリウーラ(Uryúla)となった。キリスト教徒によるレコンキスタ後、この地に再植民したカタルーニャ人によってカタルーニャ語化されOriola〔標準発音とみなされているバルセロナの今日の発音ではウリオーラ、ヴァレンシア語発音ではオリオーラのように発音される。〕となり、これをカスティーリャ語化して、Orihuela(オリウエラ)となった。その時から、カタルーニャ語とカスティーリャ語の名称がどちらも側でも使用された。しかし、オリウエラはカスティーリャ語地域〔バレンシア州はバレンシア自治憲章(Estatuto de Autonomía de la Comunidad Valenciana)並びにバレンシア語使用・教育法(Ley de uso y enseñanza del valenciano)によって州内をバレンシア語地域とカスティーリャ語地域に分けており、バレンシア語地域ではバレンシア語とカスティーリャ語の両言語が公用語とされているが、カスティーリャ語地域ではカスティーリャ語のみが実質上公用語とされる。Predominio lingüístico参照。〕にあるため、自治体公式名はカスティーリャ語名のオリウエラである。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「オリウエラ」の詳細全文を読む
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