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===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ ー : [ちょうおん] (n) long vowel mark (usually only used in katakana)
オリエルトン・ラグーン()とは、タスマニア島東部のタスマン半島の付け根付近、が北方へと深く入り込んでいる場所に存在するラグーンである。 == 解説 == オリエルトン・ラグーンは、南緯42度47分24秒、東経147度31分48秒付近に位置しており、この場所はオーストラリアのタスマニア州に属している 〔 Orielton Lagoon Geoscience Australia提供 Place Name Search 〕 。 このラグーンの面積は約2.65 km2で、平均水深は130 cm程度の浅い水域である 〔 Peter Davies、Laurie Cook、Tom Sloane 『Orielton Lagoon : Changes in the benthic macroinvertebrate community between 1999 and 2005 』 2006年3月更新 〕 。 なお、オリエルトン・ラグーンのすぐ東には、ゾレルの町が形成されている。そして、1872年にゾレル・コースウェイが完成して以来、このラグーンと海とは隔てられてきた 〔 ゾレル・コースウェイは、土手道である。土手道は、基本的に水域に単に盛り土をして、その上に作られる道なので、典型的な土手道が作られると必然的に水域は分断される。 〕 。 ところで、オリエルトン・ラグーンは、オーストラリアとアジア地域とを移動する渡り鳥や、付近に生息する渉禽類や海鳥などの鳥類、また水草などの植物にとっても重要な生息地となっている湿地として、ラムサール条約に登録されており、タスマニア州政府は、ここの環境改善をしようとしている 〔 Tasmanian Coasts and Clean Seas Projects for 2000 - 2001 p.1 〕 。 近年になって、入り江やラグーンなどを土手道などを作って閉鎖してしまうと、例えばアオコが大量発生したりするなど周辺環境が悪化することが判り、オリエルトン・ラグーンの場合も、やはりゾレル・コースウェイができる前のように海からの潮流が存在した方が良いと判明した。そこで、未だにゾレル・コースウェイは存在していてタスマン・ハイウェイの一部として使用され続けているものの、土手道の下を水がもっと自由に通過できるように、それまで無かった水路や水門を土手道の下に新設することで、オリエルトン・ラグーンの環境改善を図っている 〔 Peter Davies、Laurie Cook、Tom Sloane 『Orielton Lagoon : Changes in the benthic macroinvertebrate community between 1999 and 2005 』 2006年3月更新 〕 。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「オリエルトン・ラグーン」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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