翻訳と辞書 |
オリゴヌクレオチド oligonucleotide =========================== オリゴヌクレオチド オリゴヌクレオチド(Oligonucleotide)は、おおよそ20塩基対かそれ以下の長さの短いヌクレオチド(DNAまたはRNA)の配列である。自動合成装置によって、160から200塩基対程度のオリゴヌクレオチドは自動的に合成できる。ヌクレオチドは相補的なヌクレオチドと結合する性質があるので、オリゴヌクレオチドは相補的DNAまたはRNAを検出するプローブとして使われる。そのほかのオリゴヌクレオチドを用いる実験手法としては、DNAマイクロアレイ、サザンブロッティング、FISH法、人工遺伝子の作成などが挙げられる。 また、DNAと相補的なオリゴヌクレオチドはポリメラーゼ連鎖反応のプライマーとして盛んに使われる。 ==アンチセンスオリゴヌクレオチド== アンチセンスオリゴヌクレオチドは、標的配列に相補的な、一本鎖のDNAまたはRNAである。アンチセンスRNAは、相補的なRNAと結合することにより、その翻訳を阻害する。アンチセンスDNAは特異的な配列を持つRNAの検出に用いられ、DNA/RNA対が形成された部分はリボヌクレアーゼHによって速やかに分解される。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「オリゴヌクレオチド」の詳細全文を読む
スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース |
Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.
|
|