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オリビアを聴きながら : ミニ英和和英辞書
オリビアを聴きながら[おりびあをききながら]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

ビア : [びあ]
 【名詞】 1. beer 2. (n) beer

オリビアを聴きながら : ウィキペディア日本語版
オリビアを聴きながら[おりびあをききながら]

オリビアを聴きながら』は、杏里の歌手デビュー・シングル。1978年11月5日発売。発売元はフォーライフミュージックエンタテイメント
== 解説 ==
オリビアを聴きながら」は、尾崎亜美作詞作曲をして杏里に提供された楽曲〔1978年は、尾崎亜美が他歌手に楽曲を初提供した年である。初提供作品は、歌手・南沙織が歌って資生堂コマーシャルソングに起用された「春の予感 -I've been mellow-」(1978.1.21)。〕。オリコンの記録上では最高位65位、売り上げ5万5千枚で当時としては目立ったヒットに至ってはいないが、時を経て多くの歌手にカヴァーされ、スタンダード・ナンバーへと成長した。製作者の尾崎もアルバム『MERIDIAN MELON』(1980.9.6)でセルフカバーをしている。
タイトルにある「オリビア」とは、「故郷に帰りたい(TAKE ME HOME, COUNTRY ROADS)」「そよ風の誘惑(HAVE YOU NEVER BEEN MELLOW)」「ジョリーン(JOLENE)」「フィジカル(PHYSICAL)」などが日本でもヒットした英国人歌手・オリビア・ニュートン=ジョンの事〔1978年のオリビアは、出演したミュージカル映画『グリース』と映画挿入歌「愛のデュエット」「愛すれど哀し」等を大ヒットさせていた。〕。直接的にオリビア自身について歌った楽曲というわけではなく、女性目線で恋の終幕が歌われた "失恋ソング" の類であり、主人公の女性の「お気に入り」として名前が登場する〔サビの箇所で「making good things better」いうフレーズが登場するが、オリビアが1977年に発表したアルバム・タイトルが「MAKING A GOOD THING BETTER」(邦題:きらめく光のように、1977.7.20)で、同名の楽曲も収録されている。〕。
前述の通り多くの歌手がカヴァーしているが、杏里自身によるリテイク・ヴァージョンも多く存在し、ベスト・アルバム『meditation』(1987.11.21)、『16th Summer Breeze』(1994.7.8)、『R134 OCEAN DeLIGHTS』(2003.7.23)にそれぞれ収録されている。『16th Summer Breeze』収録のものは、米国のプロデューサーデイヴィッド・フォスターがピアノ演奏で参加。『R134 OCEAN DeLIGHTS』では「Featuring Naoko Terai」として、ジャズヴァイオリニスト寺井尚子をゲストに迎えている。
発売から20年近くたった1996年大晦日の『第47回NHK紅白歌合戦』で、本楽曲が杏里によって紅白で初披露された。歌い継がれる名曲としての選出とされる。また、2003年の『第54回NHK紅白歌合戦』では後藤真希によって歌われているが、これは後藤が所属していたアイドルグループ「モーニング娘。」のメンバー加入オーディションで歌ったことに由来する。またバンダイナムコゲームスアイドルマスターなど一部のゲームにも収録されている。
2005年、『第56回NHK紅白歌合戦』の開催にあたりNHKが行ったアンケート「スキウタ〜紅白みんなでアンケート〜」〔NHK紅白歌合戦で聴きたい曲を、はがき・インターネットなどで募ったもので、現時点では2005年のみ実施された企画となっている。〕では、紅組対象の上位94位にランクインした。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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