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orthoboric acid =========================== ・ ホウ酸 : [ほうさん] (n) boric acid ・ 酸 : [さん] 【名詞】 1. acid
ホウ酸(ホウさん、硼酸、Boric acid)もしくはオルトホウ酸は化学式H3BO3またはB(OH)3で表わされるホウ素のオキソ酸である。温泉などに多く含まれ、殺菌剤、殺虫剤、医薬品(眼科領域)、難燃剤、原子力発電におけるウランの核分裂反応の制御、そして他の化合物の合成に使われる。常温常圧では無色の結晶または白色粉末で、水溶液では弱い酸性を示す。ホウ酸の鉱物は硼酸石(サッソライト)と呼ばれる。メタホウ酸や四ホウ酸などホウ素のオキソ酸を総称してホウ酸と呼ばれることもある〔丸内 (2005) p.103。〕。 == 合成 == ホウ酸は主にホウ酸塩鉱物に硫酸を反応させて作られる。世界最大のホウ酸塩の産出地はトルコのEti Mine Worksである〔Eti Mine Works.〕。 : Na2B4O7・10H2O + H2SO4 → 4 H3BO3 + Na2SO4 + 5H2O 酸性酸化物である三酸化二ホウ素(B2O3)を水に溶解しても生成する。 :B2O3 + 3 H2O → 2 H3BO3 これらの方法で得られたホウ酸溶液から、ホウ酸の溶解度が温度によって大きく異なることを利用した再結晶法を利用してホウ酸の結晶が分離される〔丸内 (2005) p.104。〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ホウ酸」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Boric acid 」があります。 スポンサード リンク
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