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『オルムルム』(''Ormulum'' または ''Orrmulum'')は、12世紀にオルム(Orm, またはオルミン、Ormin)という僧が著した、初期中英語による聖書の注釈である。独特の綴りで当時の発音の重要な資料とされている。 ==由来== 『オルムルム』はこの時期の書物では珍しく、著者と題名が知られている。献呈の辞を述べるところで以下のように書かれている。 : また序文のはじめのあたりにこう書かれている。 : オルム"Orm" という名前は古ノルド語の「orm」(蛟の類をいう。英語のwormと同じ)に由来し、これに男を表す「myn」をつけたオルミン(Ormin)はデーンロウ(北欧人の領土になっていたイングランドの地域)でよく用いられた名前である。両名があるが口調によってオルムとオルミンを使い分けたようである。「オルムルム」"Ormulum"という題名はラテン語の''speculum'' (スペクルム、鏡の意)をもじったもので、オルムの“鑑”みた注釈という意味ではないかという説もある。 古ノルド語の影響が大きく、ノルド語の語句が多く見られるが、古フランス語の影響は少ない(同じく中東部の方言でありオルムルムよりも前に書かれたと思われるピーターバラ年代記は、フランス語の大きな影響が見られる)。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「オルムルム」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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