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オレンジとレモン
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オレンジとレモン
オレンジとレモン(原題:Oranges and Lemons)は、イギリスを中心とした英語圏の童謡であるマザー・グースの1篇で、「ロンドン橋落ちた」のように2人がアーチを作りその下を他の子供がくぐり抜ける遊び唄。 ==唄の概要== ロンドンの鐘づくしの唄で、イギリスでは特に好んで歌われていて〔鳥山淳子著『もっと知りたいマザーグース』(スクリーンプレイ、2002年)参照。〕〔鷲津名都江著『英国への招待 マザー・グースをたずねて』(筑摩書房、1996年)には、イギリスでは「ロンドン橋落ちる」以上に親しまれているマザー・グースであると記されている。〕〔藤野紀男著『名作マザーグース70選』(三友社出版、1989年)には、ロンドン旧市街の内と近郊の教会の鐘の唄であるため、アメリカの子供たちにはあまり好かれていないようだと記されている。〕〔フレドリック・ブラウン著『手斧が首を切りにきた』(1950年)の中で、わが国(アメリカ)ではあまり広く知られていないと登場人物が語っている(主人公は、イギリス人のおじからこの童謡を教わったと説明している)。〕、そのメロディーは長い間、BBC(英国放送協会)のインターバル・シグナルにも用いられていた。さまざまな版があり、多いものでは16の鐘が登場する唄があるが〔矢野文雄(藤野紀男の別名義)著『殺(や)られるのはいつもコック・ロビン』(日本英語教育協会、1983年)には「もともとは(中略)……14の教会の鐘が出てくる……ものだった」、鳥山淳子著『もっと知りたいマザーグース』にも「多いところでは14の鐘が歌い込まれたものもある」と記されており、北原白秋訳『まざあ・ぐうす』に所収の「セント・クレメンツの鐘」(『まざあ・ぐうす』に所収の「オレンジとレモン」の唄の訳題)にも14の鐘が登場しているが、鷲津名都江監修・文『マザー・グースをくちずさんで 英国童謡散歩』(求龍堂、1995年)には「『オレンジとレモン Oranges & Lemons』にうたわれた16の教会の鐘」のページに16の鐘が出てくる唄が掲載されている。〕〔フレドリック・ブラウン著『手斧が首を切りにきた』(1950年)の中で、主人公が教わった童謡の1節として「やかんにおなべ、とセント・アンの鐘がいいました」と記されているが、セント・アンの鐘の節は16の鐘が登場する唄と14の鐘が登場する唄にはあるが、一般的な6つの鐘が登場する唄にはない。〕、6つの鐘が登場する唄が一般的である。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「オレンジとレモン」の詳細全文を読む
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