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オロス : ミニ英和和英辞書
オロス
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。


オロス : ウィキペディア日本語版
オロス

オロスUrus, ペルシア語: اوروس خان Ūrūs Khān 〜 اُرس خان Urus Khān〔ティムール朝時代のペルシア語資料では、オロスは اوروس Ūrūs 〜 اروس Urūs 〜 اُرس Urus と表記に揺れがある。『世界征服者史』や『集史』に現れる地名 اوروس ūrūs とはルーシのことであり、『元朝秘史』(巻12)では斡魯思と書かれ、orus〜orosと読まれた。そのため、彼の名前はアラビア文字表記からモンゴル語読みが推測され、日本語文献ではおおよそ「オロス」と読まれるようである。〕、生没年 ? - 1377年)は、バトゥ家断絶後のジョチ・ウルスハン(在位 ? - 1377年)で、ジョチの十三男トカ・テムルの子孫である。15世紀の『ムイーン史選(Muntakhab al-tavārīkh-i Muʿīnī)』の著者ムイーヌッディーン・ナタンズィーなど後代の歴史家によって、白帳(āq ūrda)ハンの第6代とされる。また、ティムールの伝記であるシャラフッディーン・アリー・ヤズディーの『勝利の書(Ẓafar Nāma)』では、オロスはジョチ・ウルスの当主としてはジョチから数えて第20代。16世紀初頭だがホーンダミールの歴史書『伝記の伴侶(Ḥabīb al-Siyar)』でも同じく第20代に数えられている〔赤坂恒明『ジュチ裔諸政権史の研究』294-295頁〕。
== 出自 ==
集史』ジョチ・ハン紀によれば、ジョチの十三男トカ・テムルにはバイ・テムル、バヤン、ウルン・テムル、キン・テムルの4人の男児がおり、この三男ウルン・テムル( اورنك تيمور Ūrunk Tīmūr)にはさら4人の男児、アジキ( اجيقی ajīqī/またはアジク اجق ajiq)、アリクリ(アズィクリ)、サリジャ、キラキズがいた。同書で長男アジキにはバフティヤール( بختيار bakhtiyār)という男児のみが言及されているが、ティムール朝時代に編纂された系図資料『高貴系譜』(Mu`izz al-Ansāb)によると、アジク(アジキ)にはバフティヤールの他にバーキーク( باقيق bāqīq?/またはマーキーク? ماقيق māqīq?)という兄弟が記されており、このバーキークの息子テムル・ホージャ( تيمور خواجه tīmūr khwāja)の息子バーディク( بادق bādiq/ يادق yādiq)の息子がオロスである。つまり、オロスは14世紀後半に多数いたトカ・テムル家の王族たちのうち、ウルン・テムル裔のアジキ家に属していたことになる。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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