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オンニ・コッコ : ウィキペディア日本語版
オンニ・コッコ

オンニ・ヴァルデマール・コッコ(Onni Valdemar Kokko、1904年3月4日 - 1918年4月22日)〔Haku:Onni Kokko ''Suomen sotasurmat 1914–1922.'' 2004. Valtioneuvoston kanslia / Arkistolaitos.〕は、フィンランド少年兵フィンランド内戦の折、の一員として戦ったが、わずか14歳で戦死した。
開戦後まもなくして、コッコは義勇軍の一員としてポフヤンマーに派遣される。その後、リミンカ義勇軍はに参加した。一時はの捕虜となったが、脱走に成功している。その勇敢さから、コッコはまもなくして中尉の副官に選ばれている。その後、ペルトカンガスとコッコは共にトルニオ、、ルオベシなどの激戦に参加した〔Keränen, Pekka: ''Tuulimaa. Limingan kotiseutukirja'', s. 148-149. Jyväskylä: Gummerus Oy, 2003.〕。
1918年3月25日、の折、コッコは赤衛軍の兵士に狙撃され重傷を負った。すぐにヴァーサに設置されていた白衛軍の野戦病院に運び込まれたが、4月22日に負傷が元で死亡した。彼の遺体はヴァーサの英雄墓地に埋葬された〔。なお戦死の直前、白衛軍総司令官カール・グスタフ・エミール・マンネルヘイム将軍はコッコに対する四級自由十字章(IV luokan vapaudenristin)の授与を決定していた。現在まで、コッコは史上最年少の自由十字章受章者である〔。
その後、オンニ・コッコの名は白衛軍における一種の伝説として語り継がれた。彼の写真で特に知られているのは、小銃を手に直立の姿勢をとっている写真と、死の直前に野戦病院のベッドで撮影された写真の2つである。ヴァーサのには彼の名に因むオンニ・コッコ通り(Onni Kokon tie)がある.〔。1920年、スウェーデン系フィンランド人の作家は、コッコを題材にした小説『Onni Kokko』を発表した。翌年にはラウリ・イコセン(Lauri Ikosen)によるフィンランド語翻訳版が『Onni Kalpa』として出版された。
== 脚注 ==


抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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