翻訳と辞書
Words near each other
・ オン繊維
・ オン-オフ反応
・ オヴァル
・ オヴァンス・サンプルー
・ オヴァンス・サンプレー
・ オヴァーダ
・ オヴァール軍用飛行場
・ オヴァーロ
・ オヴァー・ゼア
・ オヴィッド・ミュザン
オヴィディウス
・ オヴィディウ・チェルナウツェアヌ
・ オヴィド・ドクロリ
・ オヴィラプトル
・ オヴィラプトル下目
・ オヴィラプトル類
・ オヴィラプトロサウルス類
・ オヴィンス・サンプルー
・ オヴィンドリ
・ オヴィンブンヅ人


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

オヴィディウス : ミニ英和和英辞書
オヴィディウス
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。


オヴィディウス ( リダイレクト:オウィディウス ) : ウィキペディア日本語版
オウィディウス

プブリウス・オウィディウス・ナソPublius Ovidius Naso, 紀元前43年3月20日 - 紀元17年)は、古代ローマアウグストゥスの時代に生きた詩人。代表作は『恋愛術(アルス・アマトリア)』、『変身物語』など。
中部イタリアのスルモナの生まれで、公職の道を志すが、断念して詩作に従事。
エレギアの詩体を得意とし、エロティシズム溢れる恋愛詩を多く残し、ラテン文学の黄金期を代表する詩人の一人に数えられる。しかし同時代人であるウェルギリウスホラティウスたちがアウグストゥス、マエケナスの庇護の元で詩作を行なったのに対して、オウィディウスは終始そうした庇護を受けることはなかった。
紀元1年ごろ、オウィディウスはギリシア神話を参考にして『恋愛術』を書いた。しかしあまりに露骨な性的描写が多かったため、実際に読んだアウグストゥス帝が激怒し、8年黒海沿岸の僻地であるトミス(現在のコンスタンツァ)へ流された。彼は、これにより大手を振ってギリシャに行けると、かえって喜ぶ発言をしたという逸話が伝わるが、事実かどうかは不明である。その後もオウィディウスは詩作を続け、『悲しみの歌』、『黒海からの手紙』などを書いた。オウィディウスはローマへの帰還を望んでいたが、一度も許されることなくトミスで亡くなった。
== 作品 ==
現存する作品名は以下の9つ。日本語訳も挙げる。
*『恋の歌』 ''Amores''
 *『ローマ恋愛詩人集』中山恒夫編訳、国文社、1985年に所収。
*『恋愛術(アルス・アマトリア)』 ''Ars amatoria''
 *『恋の手ほどき  ほれた病の治療法』藤井昇訳、わらび書房、1984年。
 *『恋の技法』樋口勝彦訳、平凡社ライブラリー、1995年。初版思索社
 *『恋愛指南』沓掛良彦訳 岩波文庫 2008年8月 ISBN 978-4003212035
*『恋愛治療』 ''Remedia amoris''
 *『恋の手ほどき  ほれた病の治療法』 藤井昇訳、わらび書房、1984年。
*『名婦の書簡』 ''Heroides''
 *『ローマ文学集』 世界文学大系67:筑摩書房、1966年に松本克己の抄訳。
*『変身物語』 ''Metamorphoses''
 *『変身物語』中村善也訳、岩波文庫全2巻、1981-84年。
 *『転身物語』田中秀央前田敬作訳、人文書院
 *『「変身物語」を読む : 羅英対訳詳註』 鈴木利久 溪水社.全4巻
*『祭暦』 ''Fasti''
 *『祭暦』高橋宏幸訳、国文社、1994年。
*『哀歌(悲しみの歌)』 ''Tristia''
 *『悲しみの歌 黒海からの手紙』 木村健治訳、京都大学学術出版会、1998年。
*『黒海からの手紙』 ''Epistulae ex ponto''
 *同上.
*『イービス』 ''Ibis''

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「オウィディウス」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Ovid 」があります。




スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.