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オーサグラフ : ミニ英和和英辞書
オーサグラフ[らふ]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)
ラフ : [らふ]
  1. (adj,n) rough 2. (adj,n) rough

オーサグラフ : ウィキペディア日本語版
オーサグラフ[らふ]
オーサグラフ英語による造語authagraph)は、球面としての世界空間全体を、写像を通して全方位的に長方形へと投射することができる図法
〕。各地域を限りなく歪みの少ない形と面積比率で表すことのできる世界地図投影法として考案されたが、医療教育などといった地理関連以外の多分野に応用される可能性を持つ〔。
"authalic (面積の等しい)" + "graph)" という構成要素から合成された造語である〔AuthaGraph株式会社(公式ウェブサイト)〕。
== 概要 ==
オーサグラフは、1999年平成11年)、日本建築家構造家である鳴川肇が率いる研究開発チームによって考案された〔。鳴川は2009年(平成21年)6月に AuthaGraph株式会社を設立し、同年5月16日NTTインターコミュニケーション・センター (ICC) の「オープン・スペース 2009」テーマ展示「ミッションG:地球を知覚せよ!」において、オーサグラフによって作成した世界地図を公開した〔。
地図投影法としてのオーサグラフは、地球上の陸地の面積、形状をほぼ正確に四角形平面に写し取ることができると同時に、メルカトル図法と同じように「などに切れ目が無いため、見やすい」という利点を併せ持っている〔〔。その意味で、メルカトル図法が持つ「高緯度地方の面積の表現が正確さに欠ける」という欠点を補完し得る〔〔。ほぼ途切れの無い繋ぎが可能であるオーサグラフは、地図上のどの箇所からも全方位的な全体図を切り出すことができる〔。すなわち、特定の中心点を持たない世界観でもって全体を自由に(平等に)見渡すことを可能としたのであり、この視点の提供は開発理念の骨子であったという〔。また、時間的推移の表示に活用すれば、地球環境の変移などを長期的に一望するのに最適と言える〔。
オーサグラフによる地図の作成方法は、まず、ほぼ正球体である地球の表面を96等分し、表面比を保ったままその擬正球面体を正四面体にデジタル的に変換する〔。その後、正四面体のそれぞれの正三角形の4面を切り離して、縦横の比が 1 : 1.73 の長方形などに組み替えて地図を作成するというものである〔。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「オーサグラフ」の詳細全文を読む




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