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オーディオテクニカ : ミニ英和和英辞書
オーディオテクニカ[ちょうおん]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)

オーディオテクニカ : ウィキペディア日本語版
オーディオテクニカ[ちょうおん]

株式会社オーディオテクニカ()は、日本音響機器映像機器メーカー。コーポレートステートメントは「always listening」(2003年平成15年)制定)。本社は東京都町田市西成瀬二丁目46番1号。
== 概要 ==
ブリヂストン美術館のスタッフとしてレコードコンサート(所蔵品レコードの鑑賞会)の運営などをしていた松下秀雄が、レコードプレーヤー用の自作カートリッジを製作販売するため独立、創業。1962年昭和37年)に資本金100万円で設立。MM型ステレオ・カートリッジ「AT-1」、「AT-3」が最初期の製品である。
当初はカートリッジの専業メーカーとしてオーディオマニア向けの自社ブランド製品、NHKをはじめとした各放送局向けの業務用製品、民生用では国内メーカーのステレオセットやレコードプレーヤーの標準添付品または相手先ブランドでの純正カートリッジの納入まで幅広く手掛ける。1967年昭和42年)には独特な形状のマグネットを内蔵したVM型カートリッジを開発し独自の特許を取得。欧米メーカーが持つMM型カートリッジの高額な特許使用料を回避できる事から、国内メーカーの輸出用セットや一部の海外メーカーにも採用され自社および相手先ブランドにて製品を輸出。1972年昭和47年)には自社ブランド製品の販売会社Audio-Technica U.S.Inc.をアメリカに設立するなど業容を拡大。1974年昭和49年)にヘッドフォン市場に参入、1978年昭和53年)にはマイクロフォンにも参入した。ピーク時には月産100万個のカートリッジを生産していたが1982年昭和57年)のCDの登場によりカートリッジ製品の市場は縮小、現在の主な一般向け製品はヘッドフォン、マイクロフォン、AVアクセサリーである。2012年平成24年)4月17日に創立50周年を迎えた。2016年(平成28年)1月に建替中だった新社屋(町田市西成瀬、竹中工務店施工)が完成した〔「カートリッジみたい?」オーディオテクニカ新本社が完成 町田経済新聞〕。
ヘッドフォンは廉価機から高級機まで幅広いラインナップを展開すると共に、オープンエア構造やウイングサポート構造など音質・装着感を向上させるための機構を積極的に取り入れる進取の姿勢で知られ、BCNランキングに基づくヘッドホン販売台数国内第1位を7年連続で獲得〔 ニュースリリース 2016年01月29日 〕している。マイクロフォンはオリンピックやグラミー賞、サマーソニックなど国内外のイベントで採用実績を持つ。設備音響用のデジタルワイヤレスから手軽な赤外線コードレスまで無線マイクシステムも多数。
AVアクセサリー分野ではヘッドフォンアンプやアクティブスピーカー、創業品目であるカートリッジやフォノイコライザーなどのレコードプレーヤー関連機器、無酸素銅線材など素材にこだわった接続ケーブル、「クリニカ」の商品名を冠したクリーニングキットなどメンテナンス用品を中心とする。競合するソニーなどと比較すると小規模な会社であるが、全国各地の家電量販店でヘッドフォンの試聴機やAVアクセサリーの展示を目にすることができる。
業務用製品としてはAUTEC (オーテック)ブランドによる(寿司シャリ玉、海苔巻きおにぎり等)製造機などの食品加工機器が知られ、寿司屋の愛称で呼ばれる事もある。「テクニクリーン」ブランドの除塵装置など産業用防塵装置も展開する。かつて中心であった光ピックアップなどの半導体レーザー機器は縮小傾向である。
グッドデザイン賞受賞製品を数多く生み出すなどプロダクトデザインに長ける一方、製品だけでなく外箱のパッケージデザインの美しさにも長年取り組んでおり1980年昭和55年)に東京アートディレクターズクラブADC賞を受賞している。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「オーディオテクニカ」の詳細全文を読む




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