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オービタ : ミニ英和和英辞書
オービタ[ちょうおん]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)

オービタ : ウィキペディア日本語版
オービタ[ちょうおん]

オービタオービター(Orbiter、軌道船)とは、スペースシャトルを構成するモジュールの内、実際に宇宙と地上を往還する宇宙船本体部分である。
== 概要 ==
スペースシャトル・オービターロケットであり宇宙船であり飛行機でもある有翼の"スペースプレーン"である。このスペースプレーンは地球を周回する軌道へ乗員と貨物を輸送し、大気圏を滑空機のように飛行して帰還する。
胴体後尾に再使用可能な液体ロケットエンジンSSMEを3基搭載し、オービタ外部に取りつける固体ロケットブースタの推力を合わせて、ロケットのように打ち上げられる。宇宙空間で活動を行った後、大気圏に再突入し、グライダーのように滑空して地上の滑走路に着陸する。完全なリフティングボディでなく、帰還時の滑空にによる揚力を利用しているため、従来の宇宙船に比べると飛行機に近い形状をしており、垂直尾翼も設置されている。胴体前部にキャビンがあり、胴体中央部は貨物室となっている。機体腹面には大気圏再突入時の摩擦熱断熱圧縮による高温に耐えるために耐熱タイルが貼り巡らされている。
大気圏内の長距離輸送はシャトル輸送機(SCA)と呼ばれる専用のボーイング747改造機に搭載される。この際、胴体尾部にはエンジン保護と空力改善のためのフェアリングが被せられる。
ちなみに、ロシア(ソ連)が開発したブランもオービタと呼ばれ、外見はアメリカのスペースシャトルと比べて多少鋭角的なこと以外ほとんど同じだが、中身はかなり違う。''詳細はブラン (オービタ)を参照''
全部で''エンタープライズ''、''コロンビア''、''チャレンジャー''、''ディスカバリー''、''アトランティス''、''エンデバー''の6機あり、全機が南カリフォルニアを拠点とするロックウェル・インターナショナルで生産された。最初に飛行した''エンタープライズ''は1977年にボーイング747旅客機を改造したシャトル輸送機に載せられて滑空、着陸試験に使用され、実際に宇宙飛行を行う他のスペースシャトルに役立てられた。
''コロンビア''は1981年に打ち上げられた宇宙飛行を行った初のスペースシャトルである。''チャレンジャー''、''ディスカバリー''、''アトランティス''の初飛行はそれぞれ1983年、1984年、1985年である。1986年にチャレンジャー号爆発事故によってチャレンジャーが失われたので''エンデバー''が代替機として建造され1992年に初めて打ち上げられた。2003年には''コロンビア''が大気圏再突入時にコロンビア号空中分解事故によって失われた。そのため、3機で運用されるようになった。''アトランティス''は2010年5月、''ディスカバリー''は11月、''エンデバー''は2011年1月に退役する予定だったがいずれも延長され、2011年7月8日のアトランティスの打ち上げが最後となった。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「オービタ」の詳細全文を読む




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