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===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ ー : [ちょうおん] (n) long vowel mark (usually only used in katakana)
オープンコレクタ()は、電子回路における出力方式の一種である。特定の電圧や電流を直接信号として出力するのではなく、NPNトランジスタをスイッチのように用いて出力をあらわす。出力端子はトランジスタのコレクタであり、ベースには動作電流、エミッタはグラウンドに接続される。主に集積回路(IC)やセンサーなどの出力部に用いられる。 出力素子がバイポーラトランジスタではなくMOS FETで構成されている場合、同様の回路は オープンドレイン と呼ばれる。 == 機能 == オープンコレクタ出力は、右図のように、NPNトランジスタをスイッチとして動作させている〔ISBN 4-339-00162-7 改訂 電子回路 相川孝作他 1983年5月 コロナ社 p.193〕。 この場合、トランジスタの動作状況によって、出力(コレクタ)は何も接続されていない状態(トランジスタOFF状態)、または、グラウンドに短絡された状態(トランジスタON状態)のどちらかになる。 外部のプルアップ抵抗と組み合わせることで、トランジスタがOFF状態のときに出力は(高い電圧)≒+Vボルトになり、トランジスタがON状態になると出力は(低い電圧)≒0ボルトになる("アクティブL"ともいう)。 オープンコレクタ出力の機能的特徴は次の通りである。 * 電圧レベルの変換が容易である(プルアップによる) * 小電力の負荷(LEDなど)なら直接駆動できる(ドライバ機能) * ワイヤード接続が可能である(別記参照) 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「オープンコレクタ」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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